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シンジケートローンに関する実務上の留意点

実務面の諸問題、借入人の信用悪化時の対応策など
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-02-22(月) 13:30~16:30
講師 東京青山・青木・狛法律事務所
谷笹 孝史 弁護士

01年東京大学法学部卒業。02年10月弁護士登録(東京弁護士会)。東京青山・青木・狛法律事務所のバンキング&ファイナンスグループの一員として、主にシンジケートローン、買収ファイナンス、PFI等の案件を手がける。国内大手証券会社のストラクチャード・ファイナンスグループへの出向経験も有し、ストラクチャード・ファイナンスの実務に精通。著作として、「セキュリティ・トラストに関する実務上の諸論点-動産担保を中心として」(NBL、907号)、「セキュリティ・トラストの利用に際して留意すべきポイント」(金融法務事情、1816号)、『合併・買収後の統合実務』(共著、中央経済社)など多数。

概要 シンジケートローンは、国内企業の資金調達手段の1つとして完全に定着したといえるが、各種フィーの取扱いやアレンジャー・エージェントの責任等、実務的に問題となる論点が未だ多数残されている。また、近時の経済状況の下、借入人の信用状態が悪化する例が頻発しており、借入人の信用悪化に際して貸付人・エージェントが採り得る手段・留意すべき点等について、予め検討を行っておく必要が高い。
そこで、本講演では、シンジケートローンの概要・特徴及び基本的論点、並びに近時取組みが増えている担保付シンジケートローンの特徴・法的論点について解説した後、借入人の信用悪化時の対応策について、できる限り実務的な観点から解説を行う。
セミナー詳細 1.シンジケートローンの概要・特徴
   (1)シンジケートローンの意義・特徴
   (2)シンジケートローンの種類・分類
   (3)シンジケートローンの組成手続
   (4)シンジケートローン契約の特徴

2.シンジケートローンに関する実務上の問題点
   (1)各種フィーの取扱い
    (特定融資枠契約に関する法律(コミットメントライン法)の解釈、貸金業法等改正の影響など)
   (2)アレンジャー・エージェントの責任
   (3)優越的地位の濫用への抵触の有無
   (4)印紙税の取扱い
   (5)その他

3.担保付シンジケートローンの特徴・法的論点について
   (1)担保設定方式
   (2)担保対象資産(不動産、株式、動産、債権、知的財産権など)ごとの留意点

4.借入人の信用悪化時の対応策
   (1)借入人の信用状況のモニタリング
   (2)借入人の信用悪化時に採り得る手段(リスケ、リファイナンス等)
   (3)倒産手続下での債権回収・担保実行

5.質疑応答/ディスカッション

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