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【金融実務基礎講座】担保取引の基礎

担保設定、担保実行、担保権設定者の倒産時等の各場面における留意点等を実務的観点から解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-07-05(月) 13:30~16:30
講師 東京青山・青木・狛法律事務所
谷笹 孝史 弁護士

01年東京大学法学部卒業。02年 10月弁護士登録(東京弁護士会)。東京青山・青木・狛法律事務所のバンキング&ファイナンスグループの一員として、主に証券化・流動化、プロジェクト・ファイナンス、PFI等の案件を手がける。国内大手証券会社のストラクチャード・ファイナンスグループへの出向経験も有し、ストラクチャード・ファイナンスの実務に精通。著作として、「セキュリティ・トラストに関する実務上の諸論点-動産担保を中心として」(NBL、907号)、「セキュリティ・トラストの利用に際して留意すべきポイント」(金融法務事情、1816号)、『合併・買収後の統合実務』(共著、中央経済社)など多数。

概要 担保取引は、融資等の実務に関与する者にとって基本的な取引ではあるが、担保設定、対抗要件具備、担保実行等の各場面において、それぞれ多数の留意すべき点があり、また、担保対象資産毎にその留意点も異なるので、担保取引の全体について正確に理解することは必ずしも容易ではない。また、近時の経済状況下においては、倒産手続上担保権の実行等がどのような制約を受けることになるのかという点について、正確に理解しておくことが不可欠である。
そこで、本講義では、担保に関する基本的な理解を再確認した後、担保設定、担保実行、担保権設定者の倒産時等の各場面における留意点(ドキュメンテーション上の留意点を含む)を、不動産、動産、債権、有価証券等の担保対象資産毎に可能な限り実務的な観点から解説を行う。また、それに加えて、シンジケートローン等担保権者が複数となる場合の留意点についても解説する。
セミナー詳細 1.担保取引の基礎の基礎
    (1)担保権の種類
    (2)担保権の機能
    (3)担保権が有する一般的な性質

2.各場面における法律上・実務上の留意点
   (ドキュメンテーション上の留意点を含む)
    (1)担保権の設定
    (2)対抗要件の具備
    (3)被担保債権の譲渡
    (4)担保権の管理
    (5)担保権の実行
    (6)担保権設定者の倒産時の対応

3.担保権者が複数となる場合の留意点
    (1)担保設定方式
    (2)後順位担保権の設定
    (3)セキュリティ・トラスト

4.質疑応答

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