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【金融実務基礎講座】粉飾決算の早期発見のポイント

実例も踏まえ、手口や見分け方を具体的に解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-09-03(金) 13:30~16:30
講師 デロイトトーマツFAS株式会社
リオーガニゼーションサービス シニアヴァイスプレジデント 公認会計士
石田 晃一 氏

デロイトトーマツFAS株式会社
フォレンジックサービス シニアマネジャー 公認会計士
松澤 公貴 氏

【石田氏】
フィナンシャルアドバイザーとして企業再生、グループ内再編、M&A等に多数関与。国内大手金融機関に出向し、上場企業グループ再編、自己株/公開買付けを活用した資本政策、MBO等の提案活動に従事した経験もある。公認会計士。

【松澤氏】
不正発覚時の外部調査委員、第三者委員の補佐として、長年に亘り不正調査業務、係争支援業務、不正リスクマネジメント(FRM)業務を中心として従事し、当該業務以外にもM&A、再生・再編のアドバイザーおよびフォレンジック監査等の業務に従事している。特に不正調査、FRM業務に関しては相当数の経験がある。現在、日本公認会計士協会経営研究調査会 紛争処理会計専門部会委員。公認会計士。日本証券アナリスト協会検定会員。公認不正検査士。

概要 財務諸表の利用者を欺く目的をもって行われる粉飾決算は、投資家・債権者を含む財務諸表利用者の意思決定において甚大な悪影響を及ぼす。過去の一部の破綻事例において粉飾決算が行われていたことは周知の事実であり、企業再生に携わる講師らの経験からも、経営不振企業の過去の業績、財務数値には、多様な手法による粉飾決算が実行されていた事例が数多く存在する。
粉飾決算には通常、上級管理者や経営者が関与し、意図的に隠蔽行為を実行するため、その発見には極めて大きな困難が伴うことが多い。一方で、粉飾決算の多くは、ビジネスを正しく理解し経済実態を考慮したうえで、入手した財務数値に対して深度のある分析を実施していれば早期発見が可能であったことも事実である。世界的な不況を経て回復基調に入りつつあるものの、先行きの不透明感を払拭できない環境下にあって、繰り返されてきた粉飾決算の実態に基づく、実効的な発見手法等の理解は、喫緊の課題であるといえよう。
本講義では、以上のような問題意識を背景に、企業再生や不正調査における講師らの豊富な経験も踏まえ、粉飾決算の手口やその発見のポイントにつき、事例も交えて具体的に、かつ、実態に即して解説を行うものである。
セミナー詳細 1.Q&Aで理解する粉飾決算のトレンド
   ~データベース(フォレンジックデータベース)に基づく講師ら独自の分析結果

2.粉飾決算発生のメカニズム
   ~粉飾決算の動機、機会等の発生要因からみるメカニズムの考察

3.手口別粉飾決算の事例紹介
   ~売上操作、原価付替、オフバランス処理など、多様な手口の紹介

4.業種別粉飾決算の見分け方
   ~卸売業、建設業、IT産業など、多様な業種と典型的な粉飾、発見のポイント

5.質疑応答

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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