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オフサイト・モニタリングを活用した金融機関の内部監査態勢高度化

リスク・アセスメントや個別のオンサイト監査への活用
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-09-10(金) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ シニアマネジャー
石塚 岳 氏

79年京都大学法学部卒業、大手邦銀に入行。市場国際部門、英国証券現地法人及び本邦証券子会社で引受業務、デリバティブ商品等開発・営業に従事する等投資銀行業務を長く経験。その後内部監査部門で本部・関連会社監査態勢整備のプロジェクト担当、本部関連会社監査を長く経験。05年に有限責任監査法人トーマツ入所後は、特に大手行や地域金融機関へのコンプライアンス態勢支援や、内部監査の品質評価・構築支援を担当。公認内部監査人(CIA)。

概要 本邦金融機関は、リスクベースの内部監査を実現すべく、リスク・アセスメント手法の整備を行うとともに、監査頻度についても被監査部署や被監査業務のリスクに応じその高低をつける等の努力が行われてきた。しかし、社会・経済環境変化や金融機関自身のリスク状況変化は従来にも増して激しくなっていることから、内部監査部門にとってこれら変化への感応度を高めることもまた一層重要になってきている。
本講演では、こうした状況下にあって重要性を増している内部監査部門におけるオフサイト・モニタリングの活用について、金融機関においてオフサイト・モニタリング態勢の構築に取り組んだ経験を有し、また現在多数の金融機関の内部監査部門へのコンサルティングに従事している講師の立場からリーディング・プラクティス等も交えて、具体的な、かつ、実務に即した解説を行うものである。
セミナー詳細 1.オフサイト・モニタリングとは
   (1)オフサイト・モニタリングの定義・種類
     ~オフサイト・モニタリングは何のために実施するのか~
       ・ オンサイト監査の代替機能としてのオフサイト・モニタリング
       ・ リスク変化の継続的な把握機能としてのオフサイト・モニタリング
   (2)リスク変化の継続的な把握のためのオフサイト・モニタリング
     ~ベストプラクティスの紹介を含む~
       ・ モニタリング担当者
       ・ モニタリングの対象資料・会議
       ・ 収集情報の記録
       ・ 内部監査部門内での情報共有
       ・ 被監査部部門や被監査業務の定点評価
   (3)オフサイト・モニタリング実施上の制約と工夫
     ~効率を意識した態勢整備の工夫~

2.オフサイト・モニタリング結果の活用
   (1)リスク・アセスメントや年度監査計画への活用
     ~リスク変化への感応度を高めるために~
       ・ リスク・アセスメントや年度監査計画の期中見直し
       ・ 特別監査の実施に向けて 
   (2) 個別のオンサイト監査への活用
     ~ より質の高い監査実施のために~
       ・ 監査事前準備活動の充実
       ・ 監査重点項目の精度

3.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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