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中国「銀聯」の最新動向と展望

中国のカード事情と「銀聯」の成長の経緯
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-09-16(木) 13:30~16:30
講師 株式会社野村総合研究所
金融ITコンサルティング部 上級コンサルタント
宮居 雅宣 氏

東京工業大学大学院社会理工学研究科などの非常勤講師。90年ジェーシービー入社。事業企画部門、セキュリティ部門を経て97年よりICカードやネット決済を担当。カード業界代表幹事として国土交通省・旧道路公団・自動車業界・電機業界とETCを創設したほか、いち早くFeliCaに着目し、00年にはテーマパークでの数万枚規模の実証実験やDualインターフェイスカードを開発するなどカード業界のIC化を牽引。05年野村総合研究所入社。電子マネー事業の企画をはじめ、決済関連事業の企画立案や実行支援やコンサルテーション、IC技術動向調査、ビジネスモデル調査などに従事。著書等に『電子決済ビジネス』(共著、日経BP社)、『2015年の決済サービス』(共著、東洋経済新報社)、『資金決済法がもたらすビジネスチャンスと脅威』(月刊消費者信用、2010年4月号)など。(社)日本クレジット協会や日本電子決済推進機構、VJ(旧VISAジャパン)協会、モバイル決済推進協議会、日本百貨店協会などにて講演多数。

概要 2005年に日本で使えるようになって以降、ますますその存在感を高めつつある「銀聯カード」。今年7月には中国人の個人向け観光ビザの発給要件が大幅に緩和され、訪日観光客の大幅増が見込まれるほか、人民元の切り上げで中国人客の購買力は高まるとみられ、流通企業における期待は高まっている。また、三井住友カードや三菱UFJニコスなど銀聯ブランド付カードを発行するカード会社も増えており、中国への旅行や出張に欠かせないカードとなっているのはもちろん、他の国の店舗やATMでも銀聯のアクセプタンスマークが目に付くようになってきた。
もともと中国国内の決済ネットワークであった銀聯は、何を目的として、どのようにその業容を拡大してきたのか。リテール金融を担う日本の金融機関や流通企業は、どのように対応していくべきか。
本講演では、その生い立ち、法令や通達など法的立て付け、決済スキーム、事業展開動向を振り返り、その将来像について、日本の決済サービスの課題なども交えて展望する。
セミナー詳細 1.中国のカード市場動向
   (1)銀行カードの種類と市場規模
   (2)カードビジネス関連法令や通達
   (3)銀聯の決済スキーム
   (4)ICカード、ギフトカード、クーポンなど関連動向

2.日本で提供される銀聯のサービス
   (1)中国の銀行による日本国内展開
   (2)日本における銀聯カードの取扱い状況
   (3)銀聯カード発行など日本企業とのアライアンス

3.銀聯の国際展開
   (1)銀聯の海外展開状況
   (2)国際ブランドとしての特徴(他ブランドとの違い)
   (3)ブランド展開方針

4.将来展望
   (1)日本の決済サービスが抱える課題
   (2)銀聯とリテール金融
   (3)決済サービスの将来像

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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