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【金融実務基礎講座】金融英語の基礎

多様な具体的用例等を素材に「使える英語」の習得を図る
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-09-17(金) 13:30~16:30
講師 慶應義塾大学
講師 ビジネス英語
慶應義塾大学
外国語教育研究センター所員
日向 清人 氏

慶應義塾大学大学院修了。桝田江尻法律事務所(現 西村あさひ法律事務所)、モルガン・グレンフェル証券、プルデンシャル証券にて翻訳の責任者を務めたのち、フリーに転じ、10年近く在京金融機関に翻訳サービスを提供。その後、ビジネス英語専門の著述業に専念し、現在に至る。『経済・ビジネス英語2万語辞典』(日本経済新聞出版社)他、ビジネス英語関連の著書多数。ケンブリッジ大学英語検定(Cambridge ESOL)の試験委員も務めている。

概要 クロスボーダー化の急速な進展のなか、実務上の英語によるコミュニケーションの重要性には異論のないところであるが、金融ビジネスにおいても各種ドキュメンテーションのほか多様な場面において英語は日常的な手段として、既に実務に浸透している。金融ビジネスにおいて英語が必須のものとなる一方で、英語力と実務遂行能力との関係に関する誤解など、多くの問題があるのも現実であり、また、単なるリーディング等に留まらない真の「使える英語」の習得に有用な機会は多くないものと思われる。
本講義は、外資系金融機関等における実務経験を有し、金融ほかビジネス英語教育において豊富な実績を有する講師の解説により、金融ビジネスにおける「使える英語」について考え、習得する機会を提供するものである。
『一般的な英語で言う「使える英語」とは何を指すのか』、『金融英語で言う「使える英語」とは何か』、『書き言葉としての金融英語の特色はどうか』といった問題意識に基づき、先ず、金融英語と一般英語の異同について解説する。次いで、都市銀行の英文アニュアルレポートから、基本語彙と特殊な用語とのウエイトの違いを分析するなど、金融英語の特色を体感することとする。さらに、多様な金融関連用語について具体的な用例を通じ、ライティングなどの面も含めた「使える英語」の習得を図るとともに、独特の言い回しや冠詞やカンマの用法など、実務において重要、かつ、学ぶ機会の少ないポイントを確認する。なお、時間、進行の許す限り問題演習等において出席者の議論、参加を得ることで、より実践的な知識習得を図ることとする。
セミナー詳細 1.金融英語と一般英語の異同

2.金融英語の速習法
   ~ローン、株式、債券、投資信託、M&A、リスク、金融政策、等々の
     多様な金融英語の用法やポイントを、演習問題等により具体的に解説
    (1)日英新聞記事/アニュアルレポートの対比
    (2)英語の金融用語をおさえるポイント
      ~可算・不可算の別、コロケーション など
    (3)問題演習
      ~基本単語の英語での使い方を「一般経済」、「金融証券、「会計」の分野別に確認

3.ライティングのポイント
   (1)英語のパラグラフ vs 日本語の段落
   (2)書き手責任 vs 読み手責任
   (3)問題演習
    ~カンマの基本(独立したセンテンスを並べる、従属節で始める、補足情報を挿入する)、
      冠詞の基本(定冠詞を付けるケース、不可算名詞の扱い、可算名詞の扱い)を交えて

4.質疑応答

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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