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外国籍ファンドを巡る最新動向と実務上の課題

規制の最新動向、設定及び投資における課題、具体例など
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-02-22(火) 13:30~16:30
講師 外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ
坂田 絵里子 弁護士

投資ファンド、プライベートエクイティ、不動産ファンド、オルタナティブ資産運用およびストラクチャード・ファイナンスを専門とする。三井安田法律事務所勤務後、当該事務所とリンクレーターズとの合併の際に、リンクレーターズ東京オフィスに移籍。リンクレーターズのルクセンブルグオフィス及びロンドンオフィスのインベストメント・マネジメント・グループ等に計2年間在籍。

概要 金融商品取引法の施行によりファンド概念が広がりを見せ、さまざまなファンドストラクチャーが開発されてきた。また、リーマンショック以降、ファンドの解散やリストラクチャリングも多数発生したが、近時は、資産運用総額も世界的に戻りつつあり、逆に多種多様なファンドが開発され、マーケットに導入されている。
一概に、ファンド投資と言っても、投信法で言うところの単純な内国投信類似の外国投資信託のみならず、プライベートエクイティ、ヘッジファンド、不動産ファンドとその投資対象及び投資家の所在地に応じて、様々なストラクチャー及び規制を考慮しなければならない。
本講演ではヨーロッパ勤務を含む豊富な実績を有する講師の立場から、こうした状況を踏まえて、2010年11月にEuropean Parliamentにおいて最終案が採択され、実務への多大な影響が見込まれるAlternative Investment Fund Managers Directive(AIFM Directive)等の最新の規制動向や、リーマンショック後の最新の実務動向を解説するとともに、外国ファンド設定及び投資の際のドキュメンテーションにおける実務上の課題について、税務上の論点も交え、なるべく具体例に即して解説することとする。
セミナー詳細 1.ヨーロッパにおけるファンド規制の最新動向
   (1) Alternative Investment Fund Managers Directive
   (2) UCITS III からUCITS IV へ
   (3) 実務上の留意点

2.ケイマンファンドの最新動向
   (1) Fees
   (2) Gateその他の流動性
   (3) 訴訟案件

3.ルクセンブルグファンドの最新動向
   (1) SIF Fund(プロ向けファンド)   
   (2) ルクセンブルグ不動産ファンド
   (3) UCITS ETF   
   (4) NewCITS - UCITS型Hedge Fund

4.ヘッジファンド
   (1) 基本概念とその構造   
   (2) 関連規制
   (3) ファンドのエコノミクス

5.新種のファンドビークル
   (1) シンガポール籍リミテッドパートナーシップ
   (2) オランダ籍B.V.(会社型ファンド)

6.質疑応答/ディスカッション

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