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電子書籍を巡る最新動向

米国などにおける主要各社の事例を交え、市場動向等を解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-02-24(木) 13:30~16:30
講師 株式会社野村総合研究所
情報・通信コンサルティング部 主任コンサルタント
前原 孝章 氏

03年京都大学大学院工学研究科精密工学修了、03年4月野村総合研究所入社。現在、情報・通信コンサルティング部 主任コンサルタント。専門は情報サービス・エレクトロニクス分野における戦略立案、実行支援。主な著書・論文は『IT市場ナビゲーター』(東洋経済新報社、共著)、『戦略的BPO活用入門』(東洋経済新報社、共訳)、「電子書籍 「キンドル」ブームが牽引 米国で急伸する電子書籍市場」(エコノミスト、2009年12月8日号)、「電子部品産業でのカーブアウトによる市場創出」(野村総合研究所、知的資産創造、2005年9月号、共著)等

概要 本講演は、電子書籍を巡る動向として、日米の主要各社の取組みなどの最新の状況を解説するとともに、今後の関連業界への影響等について言及するものである。
電車の中、飛行機の待合所、ホテルなど、様々な場所でiPadなどを利用するユーザーの姿を見るのは珍しく事ではなくなりつつある。また、米国などでの電子書籍市場の活況や国内での新サービスのスタートを伝えるニュースを目に、耳にすることも多い。このような中、2010年を日本における電子書籍元年と呼び、2011年以降もさらなる電子書籍市場の発展を期待する声が日に日に強まっている。
一方、出版不況と言われるように、出版関連の事業者を取り巻く環境は厳しい。書店の数も年々減っている。このような中、更に電子書籍が登場する事によって、業界が決定的なダメージを受けてしまうのではないかと心配する声も上がっている。
本は身近であるがゆえに、当分野では若干感情的な議論が行われているケースも散見される。この電子書籍の登場によるインパクトを、コンサルタントとして当分野に携わる講師の立場から、米国などでの先進事例や、先行して電子化した音楽、映像と比較していく事などにより、丁寧に論じていくこととする。
セミナー詳細 1.電子書籍市場動向
   ・電子書籍に関する取り組みの歴史
   ・国内市場動向

2.日米の比較
   (アップル、アマゾン(キンドル)、グーグルなど米国事業者と国内関連事業者の取り組みの比較)
   ・現在の提供サービス
   ・ビジネスモデル
   ・ユーザー層 など

3.音楽、映像配信との比較

4.関連業界へのインパクト
   ・出版社への影響
   ・取次、製紙業界等への影響

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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