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【金融実務基礎講座】金融機関における内部監査の必須知識

内部監査部門の役割、各段階の実務とそのポイントなど
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-03-25(金) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ シニアマネジャー
石塚 岳 氏

79年京都大学法学部卒業、大手邦銀に入行。市場国際部門、英国証券現地法人及び本邦証券子会社で引受業務、デリバティブ商品等開発・営業に従事する等投資銀行業務を長く経験。その後内部監査部門で本部・関連会社監査態勢整備のプロジェクト担当、本部関連会社監査を長く経験。05年に監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)入社後は、特に大手行や地域金融機関へのコンプライアンス態勢支援や、内部監査の品質評価・構築支援を担当。著書として『内部監査高度化のすべて』(共著、金融財政事情研究会、10年)。公認内部監査人(CIA)。

概要 金融機関において内部監査部門が果たすべき役割は一層重要になってきており、より有効かつ高度な内部監査を実現するための努力が続けられている。
本講義は、内部監査部門の(新任者を含む)役職者、企画担当者ないしは比較的経験の浅い実務担当者などを対象に、今後の実務に携わるうえでの前提知識の習得、若しくは、知識の再確認と今後のレベルアップに資することを目的とする。
多数の金融機関の内部監査部門へのコンサルティングに従事している講師の立場から、内部監査部門における必須知識として、金融機関における内部監査部門の役割やこれまでの取組みを解説したうえ、各段階における実務の内容とそのポイントなどについて、ケーススタディも交えて具体的に説明する。
セミナー詳細 1.金融機関にとっての内部監査部門の役割
   (1)内部監査部門の役割
     ・リスク管理部門と内部監査部門の役割と関係
     ・内部監査の独立性と客観性について
   (2)取締役会と内部監査機能との関係
     ・取締役会が内部監査機能に果たすべきこと
     ・取締役会が内部監査機能に求めること

2.内部監査機能の高度化等に向けたこれまでと現在の動き
   (1)過去10年の動き
     ・業務プロセスに着目した監査実施
     ・リスクベースの監査実施
     ・本部監査の監査実施
   (2)現在の動き
     ・フォワード・ルッキング

3.内部監査態勢実務に関して(各論)
   (1)リスク・アセスメント
   (2)年度監査計画
   (3)オフサイト・モニタリング
   (4)個別の内部監査実施のポイント
     (a)準備段階
       ・監査メンバー決定と客観性
       ・被監査部署への監査通知/タイミング
       ・十分な事前準備を行うための仕組
     (b)監査実施段階
       ・監査手順書の充実と「検査」からの脱却
       ・効率的な監査実施に向けた監査主任の役割
     (c)監査結果報告段階
       ・監査結果検討と監査品質向上
       ・監査結果の取締役会報告
     (d)フォローアップ段階
       ・リスクを放置しないためのフォローアップ
       ・リスクアクセプタンス
   (5)ケーススタディ
     ・金融機関の内部監査部門の課題・問題点の解説

4.質疑応答

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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