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【金融実務基礎講座】システムリスク管理の必須知識と実務のポイント

内部監査、リスク管理、システム企画その他の実務のために
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-06-14(火) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ シニアマネジャー
田宮 秀樹 氏

横浜市立大学商学部卒業。政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て、08年に監査法人トーマツ入社。金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施している。大手銀行、大手証券会社、大手保険会社、J-REIT向けにシステムリスク管理高度化プロジェクトやIT統制構築支援業務を実施の他、信用リスク管理に関しても、パラメータ推計プロセス、リスクアセット計算プロセス高度化支援を経験している。主な著作は「自己資本比率算定プロセスに潜むデータリスク」(金融財政事情、08年 10月13日号)。公認内部監査人(CIA)、公認情報システム監査人(CISA)、システム監査技術者、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)、内部統制評価指導士(CCSA)。

概要 本講義は、内部監査、リスク管理、情報システム、経営企画等の各業務部門においてシステムリスク管理の知識を要する役職者及び実務家を対象に、システムリスク管理の必須知識を基礎から解説するとともに、特に内部監査の視点も交え、実務対応のポイントを提示するものである。
システムリスク分野は専門性の高い業務領域として、その実務対応の高度化が求められてきた。一方で、内部監査部門に対する経営からの要求は近時ますます高まっており、システムリスク分野においても例外ではないが、監査資源や監査スキルの問題からこの分野には十分な対応がなされていないケースもある。システムリスク分野は、その専門性の高さや業務の特質などから、従来から外部機関へのコ・ソーシング等により補われてきたが、J-SOXや情報セキュリティなどの課題も増加し、実務面の対応は避けて通れないところとなっている。
本講義では、金融機関における実務経験を有し、リスク管理、内部監査、IT等の各領域に関与する講師の立場から、「金融検査マニュアル」その他の各種指針等を広く俯瞰しつつ、実務上の大きな問題となっている情報セキュリティ、外部委託管理、プロジェクト監査等の論点に言及する。システムリスクの考え方、監査手続等につき、ケーススタディや最近の動向を踏まえて平易に解説する。
セミナー詳細 1.システムリスク管理の概要
   (1)「システムリスク」とは?内部監査部門の役割は?  
     ~「金融検査マニュアル」、「監督指針」「指摘事例集」等から
     ・システムリスクに対するPDCAサイクルの要点、事例、実態など  
   (2)システムリスクアセスメント
     ・システムリスクアセスメントの手順

2.金融検査マニュアル等を踏まえた個別の論点
   ~基礎知識・事例や先進事例
   (1)情報セキュリティと内部監査
     ・最近のセキュリティ事故を踏まえた監査手続
     ・デジタル・フォレンジックの概要
   (2)システム管理と内部監査
     ・開発管理、運用管理の実務上の留意点と監査手続
     ・システムテストのシステム部門、ユーザー部門、内部監査部門の役割
     ・システム障害管理の概要と対応策
   (3)外部委託管理と監査
     ・外部委託先管理の実務と情報管理
     ・ITに関する外部委託監査の事例と監査のチェックポイント
   (4)コンティンジェンシープランと内部監査
     ・BCPとBCMなど用語の整理
     ・コンティンジェンシープランの監査手続
   (5)プロジェクト監査
     ・プロジェクト管理の考え方と実務上の観点
     ・プロジェクト監査のポイント

3.質疑応答

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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