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【特別企画】IFRSを巡る最新動向と実務への影響

リスク管理を中心に
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-09-02(金) 9:30~16:30
講師 新日本有限責任監査法人
金融部 パートナー 公認会計士
永野 隆一 氏

新日本有限責任監査法人
金融アドバイザリー部 プリンシパル
和合谷 與志雄 氏

新日本有限責任監査法人
金融部 エグゼクティブ・ディレクター 公認会計士
安達 哲也 氏

【永野氏】
米国SEC登録の大手邦銀、証券会社の会計監査、NYSE・東証の上場プロジェクト、内部統制評価アドバイザリーなどを担当するとともに、IFRS・米国会計基準へのコンバージョン・プロジェクトに多数関与している。EY米国事務所での1年の駐在を含む、16年以上の金融機関及び一般事業会社へのサービス経験を持つ。前日本公認会計士協会国際委員会副委員長、現日本公認会計士協会IASB専門委員会委員。主要編集・訳書に、『国際会計の実務【金融商品・保険契約】』がある。

【和合谷氏】
00年太田昭和監査法人(現 新日本有限責任監査法人)に入所。入所後は、バーゼル規制・信用リスク関連サービ責任者として、多くのバーゼルⅡ内部格付手法承認行(メガバンク、大手金融機関、大手地方銀行)や政府系金融機関に対し、信用格付モデル外部監査、最低要件対応に関する助言、自己資本比率の算定に関する外部監査、LGDモデルに関する助言等を担当。統合リスク管理に関する助言サービスを、主要行、地方銀行、政府系金融機関向けに実施すると共に、近年は、バーゼルⅢ・IFRSにリスク管理を統合した助言サービスを展開。東京大学工学部卒。日本統計学会、日本金融・証券計量・工学学会、日本ファイナンス学会、応用経済時系列学会所属。CFA協会認定証券アナリスト、日本証券アナリスト協会検定会員。

【安達氏】
大手監査法人にて監査業務に従事の後、国内大手証券会社・米国系大手投資銀行にて、15年間に渡りエクイティ・デリバティブ商品の評価モデル並びに計量トレードモデルの研究開発業務および計量モデルを用いた社内ヘッジファンド運用(統計的裁定)業務に従事。 現在、金融部において 金融商品の公正価値評価・開示、公正価値評価体制、市場リスク定量情報開示、市場リスク管理体制、資本コスト推計、IFRS導入に関するアドバイス業務(特に 金融商品の公正価値と減損)に従事。10年3月期の金融商品の時価評価/開示については地方銀行を中心に国内20社のアドバイザリーを手掛ける。 『ファイナンスハンドブック』(共訳: 朝倉書店)、その他理論・実証ファイナンスに関する学術論文多数。 日本金融・証券計量・工学学会、応用経済時系列研究会 所属。経済学博士(Ph.D. 計量ファイナンス:米国ミネソタ大学ツインシティ校)、日本証券アナリスト協会検定会員。

概要 本企画は、国際財務報告基準(IFRS)を巡る最新の動きとともに、金融機関が直面している様々な国際的な規制環境(FSB、バーゼル銀行監督委員会、IOSCO)などが与える影響について、主として会計及びリスク管理の観点から考察するものである。
まず、主としてバーゼル銀行監督委員会による各種規制の概要及び導入スケジュールを概説し、それらが今後、銀行のバランスシートに与える影響や業務に与える影響を検討する。
また、IFRSにおける公正価値測定、金融商品の減損会計、ヘッジ会計等の取扱いと、リスク管理高度化、償却引当ほか実務に及ぼす影響について解説する。なお、国際会計基準審議会(IASB)による議論の進展、新たな基準等の公表など、最新の動きについては、講演時点の状況に応じ、可能な範囲で反映することとする。
セミナー詳細 1.バーゼルⅢテキスト概要と金融危機後のリスク管理の課題
   (1)資本の定義と最低水準
   (2)資本保全バッファーとカウンターシクリカルな資本バッファー
   (3)リスク補足の強化
   (4)流動性リスク計測、基準、モニタリングの国際的枠組み
   (5)金融危機後のリスク管理上の課題:IIFでの議論と民間金融機関の動向
   (6)上記とIFRSの関係

2.IFRSにおける公正価値測定とリスク管理高度化への要請
   (1)公正価値測定範囲の拡大
   (2)公正価値ヒエラルキー:レベル分類の考え方
   (3)出口価値調整とリスク・プレミアムの考え方
   (4)レベル3公正価値の開示の強化:感応度分析と市場リスク量の開示(IFRS第7号)との関係
   (5)金融負債の公正価値と信用リスク調整(CVA/DVA):バーゼル規制との関係、欧州金融機関の実務例
   (6)公正価値測定におけるガバナンスとリスク管理:バーゼル規制との関係
   (7)その他:非上場株式の公正価値評価(IPEVガイドライン等)

3.償却引当実務への影響
   (1)IFRS金融商品の減損会計に関するディスカッション
   (2)PD/LGD/EAD推計方法
   (3)与信先がIFRSに移行する場合の対応

4.ヘッジ会計公開草案とその後の議論
   (1)公開草案の論点とその後の改訂論議
   (2)マクロヘッジに関する議論

<質疑応答/ディスカッション>

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】

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