住宅ローン収益性評価からリテール事業戦略高度化へ

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住宅ローン収益性評価からリテール事業戦略高度化へ

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受講区分	会場
開催日時	2012-04-12（木）　13:30～16:30
講師	株式会社三菱総合研究所金融ソリューション本部副本部長市川　智　氏主任研究員河内　善弘　氏【市川氏】 1987年東京大学工学部卒。チェース・マンハッタン銀行、ソリューションベンダ、コンサルティングファームを経て2009年から現職。専門は収益リスク管理（市場および信用リスク）。【河内氏】 1997年京都大学経済学部卒。日本長期信用銀行、消費財メーカーを経て2001年三菱総合研究所入社。米国公認会計士、公認内部監査人。専門はリスク管理、監査論。

セミナー詳細	国内の貸出市場が低迷する中、各金融機関はこぞって住宅ローン貸出市場へと注力している。人口減少により住宅着工が伸び悩む中、熾烈な金利引き下げによる残高獲得競争を引き起こしている。極端な低金利に対しては当局の目も厳しくなってきているが、なにより金融機関自身がこのままでは過去の優良なストックを食い潰してしまう、という危機感を持ち始めている。つまり、金融機関における住宅ローンひいてはリテールの事業戦略の高度化が求められているといえよう。本講演では、国内金融機関の置かれている状況を整理した上で、住宅ローンは「今収益を上げているのか」「今後収益を上げ続けるのか」についての分析フレームワークを提示する。その上で、住宅ローンを基点とした、金融機関が取りえる今後のリテール戦略の方向性について議論していきたい。講義詳細１．金融機関経営におけるリテール事業　（１）金融機関経営の現状　（２）金融機関の将来予測　（３）今後の戦略とリテール事業の重要性２．住宅ローン収益リスク管理に対する問題意識　（１）規制当局の視点　（２）銀行マネジメント層の視点３．住宅ローン収益リスク評価の詳細　（１）住宅ローン収益評価の概要　（２）PDの期間構造　（３）プリペイメントの分析　（４）金利の分析　（５）将来シナリオの設定　（６）収益性の評価４．住宅ローンの収益リスク管理の戦略的活用　（１）戦略オプションの検討　（２）プリペイメントからクロスセルへ　（３）ストレステスト５．リテール事業戦略の高度化に向けて６．質疑応答　※ 録音・ビデオ撮影・ＰＣの使用等はご遠慮下さい

セミナー詳細

国内の貸出市場が低迷する中、各金融機関はこぞって住宅ローン貸出市場へと注力している。人口減少により住宅着工が伸び悩む中、熾烈な金利引き下げによる残高獲得競争を引き起こしている。極端な低金利に対しては当局の目も厳しくなってきているが、なにより金融機関自身がこのままでは過去の優良なストックを食い潰してしまう、という危機感を持ち始めている。つまり、金融機関における住宅ローンひいてはリテールの事業戦略の高度化が求められているといえよう。本講演では、国内金融機関の置かれている状況を整理した上で、住宅ローンは「今収益を上げているのか」「今後収益を上げ続けるのか」についての分析フレームワークを提示する。その上で、住宅ローンを基点とした、金融機関が取りえる今後のリテール戦略の方向性について議論していきたい。

講義詳細
１．金融機関経営におけるリテール事業
　（１）金融機関経営の現状
　（２）金融機関の将来予測
　（３）今後の戦略とリテール事業の重要性

２．住宅ローン収益リスク管理に対する問題意識
　（１）規制当局の視点
　（２）銀行マネジメント層の視点

３．住宅ローン収益リスク評価の詳細
　（１）住宅ローン収益評価の概要
　（２）PDの期間構造
　（３）プリペイメントの分析
　（４）金利の分析
　（５）将来シナリオの設定
　（６）収益性の評価

４．住宅ローンの収益リスク管理の戦略的活用
　（１）戦略オプションの検討
　（２）プリペイメントからクロスセルへ
　（３）ストレステスト

５．リテール事業戦略の高度化に向けて

６．質疑応答　※ 録音・ビデオ撮影・ＰＣの使用等はご遠慮下さい

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