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映像配信ビジネス成功への道

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受講区分 会場
開催日時 2011-10-25(火) 13:30~16:30
講師 NHK編成局 編成センター
チーフ・ディレクター
鈴木 祐司 氏

1958年愛知県生まれ 82年東京大学文学部卒業 同年NHK入局 函館、東京、大阪でNHKスペシャルなど、主にドキュメンタリー番組の制作を担当 1997年NHK放送文化研究所に異動 98年日米ジャーナリスト交換プログラムで、アメリカの放送デジタル化の動向を視察 以後、日米ジャーナリストによる討論会に出席したり、総務省研究会の委員なども務める 2003年放送総局解説委員室解説委員兼任(専門分野はIT・デジタル) 文研では、放送・通信・メーカー・ユーザーの業界団体代表によるシンポジウムを多数プロデュース 09年編成局編成センターに異動し、視聴者層拡大の取り組みを担当

セミナー詳細 放送業界は今年完全デジタル化を果たしたものの、ネットの隆盛、マス広告の変調など諸条件が重なり、ビジネス的には厳しい状況となっている。放送だけで生き残るのは難しくなってきたのである。一方、ネット上での動画配信ビジネスは、10年ほどの試行錯誤を経て、今確実に事業基盤を固めている。黒字化するケースが散見され,利用の質量も格段に改善している。各種の取組をつぶさに見ると、成功ケースには一定の法則がある。単に収支のバランスを採るだけではなく、ネットの特性を活用した例が多い。”話題作り”、”時空の飛躍”、”生産と消費の関係”など、注力する部分に特徴がある。こうした状況を俯瞰して整理してみたい。

講義詳細
1.放送はゆっくり降りるエレベーター
 (1)各種データからみる地上波テレビの位置づけ
   ~「4.5系列から3系列」発言の真偽
 (2)有料多チャンネルの現状と今後
   ~「競争原理・新規参入・市場不介入」の末にに
 (3)新サービスの可能性と課題
   ~ 繰り返される「無謬神話」

2.動画配信ビジネスはようやく軌道へ
 (1)明暗を分ける有料配信の現実
   ~「黒字達成」「ほぼ黒字」「まもなく黒字」の違い
 (2)位置づけを高めるプラットフォーマー
   ~「まだ数倍の成長余地」へ邁進する勢い
 (3)スマートモバイルの時代
   ~「インフラと端末の勝負はほぼ確定!」

3.“負けない動画配信ビジネス”私論
 (1)放送と通信の融合・連携パターン
   ~「“毎分”から“複数年で価値最大化”へ」
 (2)アーカイブと放送・通信連携パターン
   ~「コスト最小化と価値最大化」
 (3)集合知の活用パターン
   ~「消費と生産は“糾える縄の如し”」

4.質 疑 応 答  

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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