バーゼルⅢ導入に向けた銀行の投資・調達行動の変化~バーゼルⅢの国内適用とG-SIBsの動向も踏まえて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2011-09-28(水) 13:30~16:30 |
講師 |
株式会社大和総研 金融・公共コンサルティング部 シニアアナリスト 菅野 泰夫 氏 1999年大和総研入社、年金運用コンサルタントとして大型企業年金基金のアセットアロケーションの策定、クオンツアナリストとしてファンドの定量分析及びヘッジファンド調査業務を担当。2006年から現職にて金融機関(特に銀行)のポートフォリオ戦略・ALMのアドバイス、年金基金及び金融法人におけるオルタナティブ投資の需給調査、エマージング国(特にロシア)調査業務に従事。特に金融機関(銀行・保険)向けALMソリューションの開発や金融規制(バーゼル規制)が与える銀行・保険会社へのインパクト等の調査に注力している。社団法人 日本証券アナリスト協会検定会員 |
セミナー詳細 |
本講演は、2011年7月19日に発表されたバーゼルⅢ市中協議文書の解説を行うと共に、バーゼルⅢ導入に向けた銀行の投資・調達行動の変化について言及する。また今後、国際基準合意の内容からどのような形でバーゼルⅢが国内法(銀行法第14条等)へ適用されていくのか解説も行う。 講義詳細 1.バーゼル委員会、FSB発表の市中協議文書の詳細 (1)G-SIBsによる資本サーチャージ(1%~2.5%)の決定詳細 (2)トップ28行の銀行選定方法と対象行の予想 (3)Low Trigger(ベイルイン)とHigh Trigger(ゴーイングコンサーン)資本 (4)破たん処理スキームの詳細(FSB発表)について 2.バーゼルⅢ導入に向けた銀行の投資・調達行動の変化 (1)メザニン不足から派生する今後の資本調達の可能性 (2)バーゼルⅢに伴う、株式・債券・ファンド投資への変化 (3)持ち合い株式解消に動く銀行と生保・損保の動向 (4)各国(スイス、英国、シンガポール等)の独自のバーゼルⅢ規制 (5)アウトライヤー規制の懸念とバーゼルⅢでの対応 3.国内での適用方法とD-SIBsを含めた今後のバーゼルⅢの行方 (1)G20カンヌサミット(2011年11月)までの今後のスケジュールと決定事項 (2)D(ドメスティック)-SIBsの方向性と国内銀行の資本サーチャージの行方 (3)震災後に変化する国内基準行(4%ルール)行の対応 (4)バーゼルⅢの国内法(銀行法第14条等)への適用詳細 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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