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IFRS、バーゼルⅢを踏まえた金融機関の経営管理・ALM運営の実務上の論点

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-07-13(水) 13:30~16:30
講師 NSフィナンシャルマネジメントコンサルティング株式会社
ディレクター
田幡 和寿 氏

大手邦銀にて、グループ財務企画(持株会社兼務)、経営企画、与信検証、営業統括、商品開発、金利為替ディーリング等を担当。バーゼルⅡ、リスク管理高度化、新規事業開発等の特命プロジェクトにも参画。2005年より「公認内部監査人(CIA)試験委員会」委員長。07年より現職にて、金融機関向け経営コンサルティング業務に従事。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員、カーネギーメロン大学経営大学院卒MBA。

セミナー詳細 金融機関における経営管理・ALM運営は、収益リスク計画、自己資本計画を実現するための業務運営の枠組みを構築し、実施することであり、その前提として、会計基準と自己資本規制が存在する。金融機関にとって、IFRSやバーゼルⅢへの対応(規制対応)は、それによって影響を受ける業務の運営(内部管理)を見直すことによって達成されるものと考えられる。こうした背景を踏まえ、本講演では、IFRS・バーゼルⅢ対応に関する規制対応実務としての論点、業務運営における論点をとりあげ、解説する。
なお、本講演におけるIFRS対応については、業務運営への影響が大きいと考えられる「償却原価及び減損」を中心にとりあげる。また、IFRS・バーゼルⅢ導入に伴い、より高度かつ実効性のある業務運営が求められる一方で、経営管理態勢の検証機能としての内部監査の役割拡充も求められていくと考えられるため、内部監査の高度化、経営宛て報告の充実等についても一部触れることとする。

講義詳細
1.IFRS(償却原価及び減損)への対応実務
 (1)会計実務としての論点(減損の算定方法と算定単位、加重平均期間の算定、GB/BB区分等)
 (2)減損の影響度シミュレーション(住宅ローンの期限前返済、PD/LGD期間構造等の影響)

2.バーゼルⅢへの対応実務
 (1)レバレッジ比率および流動性比率導入に伴う業務運営の見直し
 (2)自己資本管理とバランスシート管理

3.IFRS・バーゼルⅢを踏まえた経営管理・ALM運営
 (1)IFRS導入による自己資本比率への影響
 (2)資金収益計画、リスク計画、自己資本比率計画等の策定
 (3)業務運営への影響
   ①収益管理、リスク管理、自己資本管理、業績評価
   ②内部監査

4.質 疑 応 答 

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