ソニー金融グループの戦略~異色のメーカー発と独自のビジネスモデル~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2011-06-16(木) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒。長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表。建設省、通産省の委員会委員歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。 |
セミナー詳細 |
メーカー発の金融業態子会社はいくつもあるが、ソニー金融グループは異色と言える。親会社の販売促進や資金調達などではなく、ネット金融によるリテール分野への参入である。しかも、既存の金融業界からすると独自なビジネスモデルも採用している。最近では、ネット金融の枠を越えて来店型店舗展開も始め、着実な成長をみせている。カリスマ経営者の事業発想・人脈によるネット生保からスタートという生い立ちを明確にし、金融グループ形成の成功要因分析を踏まえて、今後の戦略展開を予測する。これらの分析・予測を通じて各金融業態各社の戦略に取り入れられる内容である。 講義詳細 1.カリスマ経営者による事業発想 (1)トヨタ金融グループとの相違点 (2)反映するカリスマ経営者の発想と人脈 (3)シナジー効果の内容が異なる (4)事業発想のキーワード 2.ソニー金融グループの全体像 (1)ネットによる総合金融グループの形成 (2)ネット生保 (3)ネット損保 (4)ネット銀行 (5)ネット証券 (6)激化するネット金融グループとの競争 (7)成長持続のための課題 3.ソニー生命+ソニーライフ・エイゴン生命 (1)独自ビジネスモデルのソニー生命 (2)ネット生保の異ビジネスモデル間競争へ (3)年金保険のエイゴン生命 (4)来店型店舗の展開 (5)ネッワーク拡大の動き (6)成長持続のための課題 4.ソニー損害保険 (1)独自内容の損害保険 (2)ネット損保の市場拡大と差別化軸の変化 (3)早期のクロスセル (4)成長持続のための課題 5.ソニー銀行 (1)存在感を出すソニー銀行 (2)ネット経済圏と差別化軸の変化 (3)来店型住宅ローンプラザの展開 (4)脱リテールの動き (5)成長持続のための課題 6.ソニーバンク証券 (1)銀行子会社としてスタート (2)先行している銀証融合機関との競争 (3)グループ依存での成長シナリオ (4)曲がり角のネット証券業界 (5)成長のための課題 7.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
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