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金融機関における法人渉外と個人渉外の業際市場

~潜在余力が大きい市場の攻略~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-02-14(月) 13:30~16:30
講師 経営企画研究所
代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員 歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新

セミナー詳細 リーマンショックで縮小する個人金融資産のなかで潜在余力がある市場が残されている。従来は法人渉外と個人渉外の垣根が高く、各金融機関は有効に攻略し切れなかった業際市場である。しかし、業際市場を攻めるためのエリア渉外やプライべートバンキング部門を新設した金融機関が増加している。今後顧客の高齢化による世代交代に加えて制度改革や規制緩和も進行し、この業際市場へのアプローチをする金融機関も増加すると予測される。銀行・信託・証券投資銀行の戦略と比較し、今後の動向と他の金融機関に与える影響について予測し、各金融機関の対策の参考とする内容である

講義詳細
1.業際市場の多様な顧客
 (1)資産の多い顧客層 
 (2)中小企業オーナーと親族 
 (3)地方公共団体の役職員
 (4)大学・病院などの理事長と理事 
 (5)大規模農家と農業法人の役員など

2.法人・個人の区分が障害に
 (1)法人取引の概要 
 (2)個人取引の概要 
 (3)両区分にまたがるニーズ
 (4)金融機関の組織区分とその弊害 
 (5)特有の営業知識とスキル
 (6)相次ぐ業際担当・組織の新設 
 (7)大学への仕組債販売の教訓

3.銀行の動向とその影響
 (1)都市銀行の動向 
 (2)新しい業際組織 
 (3)店舗タイプの多様化も加速
 (4)今後の方向 
 (5)他の金融機関への影響

4.地方銀行の動向とその影響
 (1)地方銀行の動向 
 (2)県外への進出加速 
 (3)ゆうちょ銀行と郵便局の動向
 (4)増加する地方銀行子会社証券との連携動向
 (5)今後の方向 
 (6)他の金融機関への影響

5.信託銀行の動向とその影響
 (1)高齢化する業際顧客に不可欠な金融サービス
 (2)都市銀行との連動
 (3)地方銀行との連動 
 (4)今後の方向 
 (5)他の金融機関に与える影響

6.証券の動向とその影響
 (1)大手証券の動向 
 (2)地方証券の動向 
 (3)ネット証券の動向
 (4)今後の方向 
 (5)他の金融機関への影響

7.共通する成功条件
 (1)専門人材の育成と組み合わせ 
 (2)独自の金融サービスの開発 
 (3)サポート体制とシステム整備

8.質 疑 応 答  

※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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