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ISDA/CSA契約交渉の実務

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-10-05(火) 13:30~16:30
講師 メリルリンチ日本証券株式会社
デリバティブクライアントサービス ディレクター
水早 抄子 氏

モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社
カウンターパーティー・ポートフォリオ・マネジメント部長
富安 弘毅 氏

【水早氏】
米系金融機関で10年以上にわたってデリバティブ取引の基本契約交渉・締結を担当。2007年7月にメリルリンチ日本証券株式会社に入社。現在は、デリバティブ商品に関わるオペレーション業務全般に携わる。上智大学卒業。

【富安氏】
一橋大学で国際金融、同大学院国際企業戦略研究科で金融工学を専攻。米国UCLAアンダーソンスクールにてMBAを取得。現在はモルガン・スタンレーMUFG証券株式会社カウンターパーティー・ポートフォリオ・マネジメント部長を勤める。主な著書に『カウンターパーティーリスクマネジメント』(金融財政事情研究会)『ファイナンス計量分析入門』(東洋経済新報社、共著)、『リスクマネジメントの本質』(共立出版、共訳)、『信用リスクモデル入門』(東洋経済新報社、共訳)がある。

セミナー詳細 近年デリバティブの契約書としては、英文のISDAマスター契約が使われるのが完全に標準となりました。金融危機以後は、各国規制当局も取引や契約書の標準化を進めているため、今後デリバティブ取引を行うにはドキュメンテーションの知識が不可欠となります。ただし、ほとんどの企業にとってなじみのない英文契約ということもあり、思わぬところで交渉が滞ったり、逆に重要なポイントが見逃されてしまうようなこともあるようです。本セミナーでは、契約交渉に際して注意しなければならない点、リーマンショック以降のトレンド等を、長年契約交渉に携わってきた実務家の視点から解説いたします。

講義詳細
第一部 ISDAマスター契約の基礎
 1.ISDAマスター契約
 (1)ISDAマスター契約の構成
 (2)一括清算条項 = クローズアウト・ネッティング条項
 (3)期限の利益喪失事由および終了事由

 2.クレジット・サポート・ドキュメント
 (1)クレジット・サポート・ドキュメントの構成
 (2)クレジット・サポート・ドキュメントの締結がもたらす利益
 (3)交渉のポイント
 (4)担保の引渡義務

第二部 契約交渉時のポイント
 1.各種条件交渉時の注意点
 (1)Specified Entityの指定
 (2)担保掛目の設定方法
 (3)適格担保の決め方
 (4)信用極度額の設定
 (5)独立担保額の計算方法
 
 2.時価に相違があった場合の対応

 3.担保契約がプライシングに与える影響
 
 4.モニタリング・リスク管理方法

質 疑 応 答  

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