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不動産ファンドの評価プロセス

~マネジャーに求められる運用戦略、方針、体制等~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-08-26(木) 13:30~16:30
講師 株式会社住信基礎研究所
私募投資顧問部長
加藤 えり子 氏

投資調査2部 副主任研究員
米倉 勝弘 氏

【加藤氏】
早稲田大学理工学部卒業。1996年より不動産シンジケーション協議会(現社団法人不動産証券化協会)にて調査業務を担当。ハイトマンインターナショナル LLC、AIGグローバル・リアルエステート・アジアパシフィックを経て2006年9月より現職、不動産私募ファンドの調査および評価・モニタリング業務に携わる。日本証券アナリスト協会投資パフォーマンス基準委員会委員。GIPS(Global Investment Performance Standards) Real Estate Working Group委員。
【米倉氏】
明海大学大学院不動産学研究科博士前期課程修了(不動産学修士)、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了(ファイナンス修士(専門職))。2001年に財団法人日本不動産研究所入所後、株式会社住信基礎研究所、株式会社都市開発不動産鑑定所代表取締役を経て、08年4月~10年6月まで株式会社住信基礎研究所私募投資顧問部に所属、不動産私募ファンドに関するデューデリジェンスおよびモニタリング業務を担当。10年7月より現職。不動産鑑定士、日本証券アナリスト協会検定会員。

セミナー詳細 不動産運用業界においては未だ既保有物件のリファイナンス対応はあるものの、投資取引が回復しつつある。オープンエンドファンドの組成や新たな外資系ファンドの参入など新しい局面も垣間見える。2000年代中盤の市場拡大とそれに続く金融危機によって、不動産運用業界は市場サイクルを経験し、得たものも多い。本講では、投資家の視点を踏まえ、不動産マネジャーに今後求められる運用戦略、方針、体制等について考察する。

講義詳細
1.不動産運用ビジネスの黎明期から現在に至るまでの振り返り
 (1)各マーケット状況(実物不動産、不動産私募ファンド、REIT、金融市場)
 (2)運用期間ごとにみた実物不動産の収益性
 (3)価格上昇局面における投資判断

2.日本における不動産運用の特徴
 (1)不動産私募ファンド運用会社の種別と業務領域
 (2)スポンサーとの関係
 (3)上場REITと私募ファンドの関係
 (4)投資家にみる特徴
 (5)海外の不動産マネジャーとの比較

3.不動産マネジャー/ファンドの選定・評価手法
 (1)タイプ別にみた評価方法の違い
 (2)評価プロセスと項目(マネジャー評価、ファンド評価、物件評価)
 (3)リターン分析

4.パフォーマンス評価方法とモニタリング
 (1)海外年金基金における不動産パフォーマンス評価
 (2)国内不動産への適用可能性
 (3)マーケットおよび運用資産のモニタリング

5.グローバルな動向と国内における不動産運用の今後
 (1)投資家層の変化、投資家のスタンス変化
 (2)投資対象国としての日本の位置づけ
 (3)不動産運用に求められるもの

6.質 疑 応 答  

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