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米国エコバンキングの最新動向

~ 環境ビジネスへの金融機関の挑戦 ~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-06-22(火) 13:30~16:30
講師 グローバルリサーチ研究所
代表
青木 武 氏

1989年慶応義塾大学卒、1993年米国イリノイ大学院留学、1999年ニューヨーク大学MBA 1989年全信連(現信金中央金庫)入会、総合企画部、総合研究所NY駐在、NY支店次長等を経て2009年米国内にグローバルリサーチ研究所を設立 米国における金融・経済・マーケティング関連の調査・研修・ビジネスマッチング等を行う 週刊金融財政事情などに米銀の戦略等について連載執筆中 ニューヨーク証券アナリスト協会会員 (社)日本証券アナリスト協会検定会員 公認内部監査人(CIA)

セミナー詳細 民主党のオバマ政権発足以来、米国でも環境問題に対する関心が急速に高まっている。金融界においても、環境金融をビジネスにしていこうとするエコバンクの新設ラッシュがはじまろうとしている。多くの既存銀行も、単なるイメージアップ作戦にとどまらず、事務処理のペーパーレス化、支店ビルのエコ化やエコローンの提供など本格的に環境問題に取り組んでいる。米銀等の環境問題対策について、日本でも参考となる具体的な事例を盛り込んだ米銀のベストプラクティスを紹介する。あわせて、組織としての理念や金融機関の公共性と収益性について、米銀がどのような考えでのぞんでいるかについて、環境問題以外の事例も採り入れて考察する。

講義詳細
1.米銀の環境対策
(1)銀行自体がエコ仕様に
 ~ カーボンオフセット宣言をしたTDバンク
 ~ 銀行の支店が次々にエコビルディングに
 ~ 取締役会もペーパーレス化?
(2)銀行職員のエコ活動を支援
 ~ エコ活動休暇の付与やハイブリッドカーへの低利ローン

2.米銀のエコバンキング
(1)顧客のエコ活動を支援
 ~ アンプクア銀行の非営利団体と提携したエコローンなど
(2)米銀が利用するエコ基準
 ~ LEED基準、Bコーポレーション等
(3)エコを存在理由にしたエコバンクの新設 
 ~ e3バンク、ファーストグリーンバンク等

3.理念と収益性の両立
(1)エコをお題目ではなく収益性のあるビジネスとしてとらえる
(2)エコは組織としての効率化・コスト削減にもつながる
(3)地域への貢献と収益性の両立

4.質 疑 応 答
                    ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい

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