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保険会社のオペレーショナルリスク管理

~先進的プラクティスと実務対応~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2009-12-04(金) 13:30~16:30
講師 <Ernst&Young>
新日本有限責任監査法人
金融部 シニア・パートナー
小澤 裕治 氏 
金融アドバイザリーサービス部 ディレクター
出塚 亨一 氏

【小澤氏】
1988年に中央新光監査法人入所後、損害保険会社を含む上場企業等の法定監査に従事 米国留学(MBA)後、中央クーパース・アンド・ライブランド国際税務事務所勤務を経て、2000年8月より中央青山監査法人保険セクターに所属 主に損害保険会社の監査業務に従事 2007年8月新日本監査法人(現新日本有限責任監査法人)移籍後、保険会社、銀行、証券会社等の監査を担当 2002年より(財)損害保険事業総合研究所にて、損害保険会計に係る講師を担当 公認会計士
【出塚氏】
1990年慶応義塾大学経済学部卒業後、大手金融機関、コンサルティングファームを経て、2006年Ernst&Young(現新日本有限責任監査法人)入所、金融部門にて、日系・外資系の保険会社、主要銀行、証券会社等金融機関向けのリスク管理、経営管理、財務管理支援サービス等を主導 Ernst&Youngグローバル・ERM/オペレーショナルリスクサービスのエリア責任者 各種金融関連協会等での講演講師多数 公認内部監査人 米国公認不正検査士 内部統制評価指導士 PRMIA東京代表

セミナー詳細 今次世界金融危機において、米国発の金融問題が信用リスクに端を発して、市場リスク、流動性リスクひいてはレピュテーショナルリスクにまで伝播し、保険会社を含む金融機関における「リスクマネジメント機能」を強化するため、規制のあり方を含めた議論が続けられている。本質的には、「自己資本」-「リスク管理」-「財務管理(会計制度)」という金融機関にとっての生命線となる課題に重点を置きつつ、定性的なリスクである「オペレーショナルリスク管理」に関する実務的取組みも着々と進んでいる。グローバルでは、欧州でソルベンシー評価の新たな枠組み(ソルベンシーⅡ)の導入に向け詳細検討が進み、またIAIS(保険監督者国際機構)では、保険監督規制の高度化・強化に向けた議論を開始している。保険会計制度では、IASB(国際会計基準審議会)がIFRSにおける保険負債評価方法に関する具体的な検討を実施している。本講演では、財務的な面からのリスク管理全体の潮流を押さえながら、経営判断に活用すべく保険会社のオペレーショナルリスク管理のあり方を再考し、欧米保険会社等の先進的な取り組み状況を踏まえて、本邦保険会社がオペレーショナルリスク管理態勢を高度化する際の着眼点と対応の方向性を解説する。

講義詳細
1.IFRS(国際財務報告基準) と 保険会計制度
 (1)国際基準実務検討部会の調査・研究成果
 (2)保険契約会計の動向(経済価値ベース評価)

2.新たな保険規制 と オペレーショナルリスク管理態勢高度化の要点
 (1)EUソルベンシーⅡのマイルストーン 
 (2)QIS4(第4次定量的影響度調査)の概要
 (3)今後想定される検討課題 
 (4)保険監督指針の改定ポイント

3.銀行業界における先進的取り組み事例 と 高度化に向けた着眼点および対応課題
 (1)AMA(先進的計測手法)承認金融機関の現状
 (2)先進的オペリスク管理態勢の事例

4.保険業界における先進的取り組み事例 と 高度化に向けた着眼点および対応課題
 (1)バンカシュアランスファームの現状  
 (2)先進的オペリスク管理態勢の事例
 (3)ビジネス形態(生命保険会社、損害保険会社、再保険会社)に基づく留意点

5.オペレーショナルリスク・キャピタルコントロールの取り組みに向けて
 (1)レギュラトリーアプローチとエコノミックアプローチ
 (2)オペリスク・ストレステスティング
 (3)統合リスクキャピタル検討にあたっての留意点

6.質 疑 応 答  

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