モーゲージ証券の価格評価法その理論と実際 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2000-07-19(水) 13:30~16:30 |
講師 |
京都大学 経済研究所 金融工学研究センター 刈屋 武昭 教授
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セミナー詳細 |
一般に、モーゲージ証券を評価する場合、期限前返済モデルの定式化を価格モデルと独立に行い、そのあと期限前返済がない場合のキャシュフローと組み合わせて証券の価値を評価するのが一般的である。このアプローチを「期限前返済行動外生的アプローチ」と呼ぶ。しかし、期限前返済行動の要因としてインセンティブ要因としての借り換え(リファイナンス)や、バーンアウト要因は金利に関するものであり、キャシュフローを評価する金利と相関する。すなわち、割引関数を決める金利とリファイナンスによる期限前返済の住宅ローン金利は、きわめて相関が強く、したがって、モーゲージ証券の評価においてもその相関を考慮する必要がある。この相関を考慮したアプローチを「期限前返済内生的アプローチ」と呼ぶ。このセミナーでは、この相関を自然に導入する無裁定価格理論による評価法にもとづいて、モーゲージ証券の理論価格の考え方とその評価法を解説する。また、外性的アプローチによる代表的なモデルについてもふれる。 講義詳細 1.モーゲージ証券のプリペイメントリスクについての考え方 2.モーゲージ証券のキャシュフロー 3.モーゲージ証券の一般理論 4.金利インセンティブ反応関数 5.モンテカルロシミュレーションによる価格評価法 6.数 値 例 7.パラメター推定法 8.外生的アプローチのモデル 9.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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