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環境変化がリース会社のビジネスモデルに与える影響と格付評価のポイント
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2009-09-04（金）　13:30～16:30
講師 株式会社格付投資情報センター
格付本部 金融グループ アナリスト
大内　祥子　氏

セミナー詳細 景気悪化に伴う設備投資需要の減退に加えてリース利用比率が低下傾向になるなど、リース業界の環境は厳しさを増している。市場規模がやや縮小するなかで、収益力の維持・向上を図るには、多様化する顧客のニーズに対応していくことが欠かせない。提供サービスの拡充、オペレーティングリースの推進、ファイナンス事業の展開など業務多様化に拍車をかけ、リース各社とも事業ポートフォリオの再構築に取り組んでいる。ファイナンスリース以外の事業の拡充はリスクプロフィールの変化につながる。積極的にリスクテークを進めているリース会社はこれまでより高いリスクマネジメント能力が必要だ。前半は、事業環境の変化がリース会社のビジネスモデルに与える影響を整理し、後半は、格付評価におけるポイントと今後の格付け見通しを中心に解説する。

講義詳細
１．リース事業の産業リスク
　（１）乏しくなったファイナンスリース市場の成長余地
　（２）再編でも緩和しない競争環境
　（３）2010年度以降の収益見通しとリース会計基準の改正の影響

２．事業環境の変化がビジネスモデルに与える影響
　（１）“原点回帰”に向かうリース業界
　　　　～ファイナンスリース、オートリース、レンタル事業、リユース事業などを中心に
　（２）市場縮小に対応して業務多様化を加速
　　　①ファイナンス事業の拡充
　　　②オペレーティングリースの推進（国際会計基準・米国会計基準の動向を踏まえ）
　　　③取引基盤の拡充　　　　　　
　　　④海外事業の展開
　（３）技術革新が進む事業領域
　　　　～クラウドコンピューティング・SaaS（Software as a Service）などを中心に

３．リース会社における格付評価のポイント
　（１）重視する5つの要素
　　　①営業基盤の価値　　　　
　　　②資金調達構造　　　　
　　　③基礎的な収益力
　　　④リスク耐久力　　　　　
　　　⑤リスクマネジメント能力
　（２）業務多角化と変化しつつあるリスクプロフィール
　（３）リスクプロフィールの変化に見合った経営管理体制の整備がカギ

４．質 疑 応 答　　　

※ 録音・ビデオ撮影・ＰＣの使用等はご遠慮下さい

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