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保険業界激震下での保険流通ビジネスモデル革新

保険会社のチャネル戦略の検証と今後の保険流通モデルの検討
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-12-02(火) 13:30~16:30
講師 ナカザキ・アンド・カンパニー
保険ジャーナリスト
中崎 章夫 氏

茨城県那珂市出身。1948年12月6日生まれ、59歳。中大法卒、保険毎日新聞社入社、編集長、26年間勤務、99年8月31日に退社。99年9月 有限会社ナカザキ・アンド・カンパニーを設立(取締役)、独立開業。21世紀に通用する新たな情報の仕組み作りにチャレンジすると共に、現場に強い独立系の保険ジャーナリストとして活躍を開始。取材の傍ら、「東洋経済」等への執筆、代理店・保険会社社員・各種団体向けの講演等で全国を回るほか、各種企画アドバイスなども行う。2000年5月有限会社インスウオッチを有志で設立、取締役編集人、インターネットを使った保険に関する有料週刊メールマガジン「Inswatch」を00年8月7日発刊  http://www.inswatch.co.jp 全国的な自前・自主・草の根のプロ代理店経営情報ネット「ringの会」アドバイザー http://ring-web.net/ 現在、千葉県松戸市新松戸在住。共著『超保険解体新書』『代理店ITハンドブック』(績文堂) モットーは「人との出会いが活動源、情報は人にあり」 E-mail nakazaki3@aol.com

セミナー詳細 米国発金融危機、株価の大暴落が全世界を席巻している。実質経済も大打撃を被りつつある。世界最大手保険グループAIGの大損失と公的支援による 救済、参加の日本の生保3社の売却など日本の保険業界にも衝撃を与えつつある。保険業界を巡る環境は風雲急を告げる。海外ファンドの動向など事業環境の急 変要因が加わり、業界再編の様相も見られる。こうしたマーケットの縮小と保険会社間の競争激化、収益悪化の中で、今、既存の販売チャネル(プロ専業代理 店)の経営と保険販売の在り方が大きく変わってきている。保険会社のチャネル政策も、ここに来て、業務プロセス革新や代理店システムの革新を通じ、保険会社と代理店のあり方を構造的転換を図ろうとしている。米国のように保険会社の人材が代理店組織の人材供給源になっていくのか。製販分離が求められ、保険会社の収益性を向上させるためにどのようなチャネル選択が採られるのだろうか。損保のみならず生保を含め、保険流通の担い手が今後どのように変わっていくのだろうか。「顧客接点」領域を担当する サービス業ならではの担い手の資質も問われる。この講座では、ジャーナリストの視点から定点観測をしてきた講師が、保険流通に視点を置き、変貌する市場環境、金融行政、法的環境変化を踏まえ、保険会社のチャネル戦略と今後の保険流通のあり方を検討してみる。なお、保険流通チャネルとしては、従来の専業代理店のほか、比較のため、広域ショップ販売や通販を手がける新業態代理店、企業・機関代理店、金融機関代理店、あるいは郵便局チャネルとの比較・検討の視座も提起する。

講義詳細
1.米国発金融危機と国際的事業環境激変
(1)サブプライム問題の深刻度と保険業界へのインパクト
(2)業界再編のトリガーとなるか?
(3)不気味な海外ファンドの動静

2.氷河期を迎えた保険業界
(1)減収基調、八方塞の業界をどう読むか? (2)活路を何処に見出すか?
(3)問い直される保険会社経営のリーダーシップ

3.販売条件はどう変わるか?
(1)公益法人改革
(2)ミニ保険会社設立ラッシュとオーバーインシュアランス
(3)ダイレクト保険会社新規参入と実情
(4)保険法改正動向
(5)その他ふまえておくべき法的ルール変更

4.保険会社の業務プロセス改革の視座
(1)内務経営管理
(2)商品戦略

5.保険会社のチャネル戦略の特徴
(1)経営品質重視とチャネル構造改革の狙い (2)ウエッブ戦略
(3)大型化モデル施策による体質転換
(4)支援施策の特徴
(5)チャネルコストに対する問題意識と手数料体系

6.保険流通の現状
(1)新業態の整理・・・保険ショップ、通販、量販モデルの実態
(2)巨大チャネルの台頭と実情・・・銀行、郵便局
(3)既存チャネルの実態(専業、企業、ディーラー、金融機関、営業職員等)

7.専業代理店5つの仮説モデルの検討
(1)専属大型=地域ミニ支社
(2)独立大型
(3)専門店
(4)カリスマ・モヒカン
(5)オープン家業

8.保険流通チャネルを巡る近未来予測と勝ち残りの条件

9.質 疑 応 答

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