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金融機関における本部業務監査の高度化

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受講区分 会場
開催日時 2008-10-01(水) 13:30~16:30
講師 NSフィナンシャルマネジメントコンサルティング株式会社
ディレクター
田幡 和寿 氏

88年大手邦銀に入行。グループ資本政策(持株会社兼務)、経営企画、与信検証、法人部門営業企画、投資銀行部門営業企画、商品開発、金利為替ディーリング等を担当。バーゼルⅡ、リスク管理高度化、新規事業開発等の特命プロジェクトにも参画。日本人の公認内部監査人(CIA)の先駆けとしてCIA試験の日本語実施に貢献。CIA試験委員会委員長。内部監査人協会(IIA)等が発行する内部監査専門書の邦訳プロジェクトにも参画し、日本内部監査協会(IIA-Japan)『専門職的実施のフレームワーク』実践要綱翻訳委員、同『ソイヤーの内部監査』翻訳レビュー委員。07年より現職にて、金融機関向け経営コンサルティング業務に従事。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員、公認内部監査人、公認金融監査人(CFSA)。カーネギーメロン大学経営大学院卒MBA。

概要 内部統制の有効性、適切性を検証する独立機能としての内部監査が、ますます重要な役割を果たすようになっている一方、金融機関における本部業務監査の歴史は浅く、各金融機関においてリスクベース監査のノウハウ蓄積、内部監査の品質向上等の中長期的課題に取組んでいる状況と考えられる。
内部監査には検査及び監査の機能が包含されていると考えられるが、本部業務に求められる専門性は高く、また、本部業務における意志決定のプロセスは逐次厳密に定められているものではない。本部業務とはいわば経営ノウハウであり、その手続きを厳密に定めることができず、その必要もない。こうした本部業務を監査する機能を整備するためには、有効性・効率性等の用語の定義を含めて、内部監査の本来の概念・考え方を再確認する(依拠する)ことが不可欠となる。
本講演では、金融機関及び銀行持株会社の経営企画部門等における実務経験を有し、CIA試験制度も含め内部監査に先駆的に携わる講師の立場から、その豊富な実績をも踏まえ、金融機関の本部業務監査を困難としている要因、その要因を克服するための着眼点と課題解決の方向性を示すこととする。
セミナー詳細 1.本部業務監査の考え方
    ・本部業務監査高度化の方向性 ~ リスクベース監査の導入
    ・内部監査の概念・考え方の再整理 ~ 独立性、客観性、有効性、効率性、妥当性等
    ・検査から監査へ ~ 実質基準の監査へ
    ・本部業務監査の種類
    ・監査テーマの選定
    ・被監査部門に対する日常的モニタリング

2.実務対応 ~ 実務の現状からみた留意点等を交えて
   (1)内部監査PDCA
     ・本部業務監査の実施手順
     ・本部業務監査と営業店監査の連携等
     ・内部監査計画PDCA
     ・内部監査PDCA
   (2)内部監査部門の運営
     ・人材育成と外部資源の活用
     ・内部監査部門と管理部門の連携 ~ 監査業務と管理業務の棲み分け、監査業務と検証業務の棲み分け
     ・内部監査〔部門〕の品質管理
     ・内部監査〔部門〕の品質評価 ~ 自己評価と外部評価

3.質疑応答/ディスカッション

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