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保険法施行後の銀行及び保険会社等のコンプライアンス

保険窓販・担保業務等への影響を中心に
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2009-09-16(水) 13:30~16:30
講師 弁護士法人大江橋法律事務所
パートナー
ニューヨーク州弁護士
嶋寺 基 弁護士

98年京都大学法学部卒業。00年弁護士登録。大江橋法律事務所入所。05年カリフォルニア大学バークレー校LLM取得。06年ニューヨーク州弁護士登録。同年9月より任期付き公務員として法務省民事局参事官室にて勤務(保険法の企画・立案を担当)。08年9月に大江橋法律事務所に復帰し、パートナーに就任。保険法・保険業法に関する相談・訴訟案件を数多く扱う。主な著書は、「保険法の解説(1)~(5)」(共著、NBL、08年)、「新保険法が銀行での保険販売に与える影響」(銀行法務21、09年)、『一問一答・保険法』(共著、商事法務、09年)、「新しい保険法に対応した監督指針の改正」(共著、NBL、09年)など。

概要 来年4月の保険法の施行に向け、現在、保険会社では約款の改定や募集文書の変更などが進められているが、これに伴い、保険商品を販売する銀行等の実務にも大きな影響が及ぶことになる。特に、募集時における商品の説明や告知の取り方が変わるだけでなく、保険金受取人の変更や保険金の請求手続など、契約締結後の顧客管理に銀行等が関与する場面も生じるため、これに対応するための内部態勢の整備が求められることになる。
また、保険法の施行により、保険金請求権の質権設定や取立てにあたっても新たな留意点が生じるため、銀行等における担保業務にも影響が及ぶことになる。
本講演は、法務省において保険法の立法を担当し、保険会社の態勢整備に関する助言も数多く扱う講師の立場から、銀行等の業務に関わるコンプライアンス上の留意点を中心に、保険法の施行により求められる銀行及び保険会社等の実務対応について解説するものである。
セミナー詳細 1.保険法の施行に伴うコンプライアンス上の留意点
   (1) 約款改定のポイント
   (2) 告知書・重要事項説明書の主な変更点
   (3) 新しい保険の実務と銀行等の業務に対する影響
   (4) 監督指針の改正により求められる保険会社の態勢整備

2.保険窓販に関する具体的な問題
   (1) 募集時に求められる説明内容の拡大
   (2) 告知妨害の規定を踏まえた行内態勢の整備
   (3) 被保険者同意の取得と重複契約のチェック
   (4) 個人情報の管理と第三者提供に関する同意の取得
   (5) 契約締結後の各種請求手続における銀行等の役割

3.担保業務に関する具体的な問題
   (1) 保険金請求権の質権設定と重複保険の関係
   (2) 保険金からの回収を確実にするための方策
   (3) 取立てのプロセスにおける保険法上の制約

4.その他
   (1) 年金商品の開発における留意点
   (2) 団体保険に固有の問題(企業・団体の実務への影響等)
      など

5.質疑応答/ディスカッション

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