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内部統制の効率化

2年間の対応の実態に即して高コスト化の要因を明らかにし、効率化の方法を事例を交えて具体的に解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-04-21(水) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
シニアマネージャー 公認会計士
森谷 博之 氏

公認会計士、公認内部監査人。有限責任監査法人トーマツ シニアマネージャー。流通業、建設業、システム開発業等の法定監査を経験の後、日米両国の内部統制評価制度対応支援業務を中心に活動。著書に、『内部統制効率化のすすめ方』(中央経済社)、『内部統制実践ガイド』(共著、ダイヤモンド社)、『内部監査実務ハンドブック』(共著、中央経済社)、『内部統制報告実務詳解』(共著、商事法務)などがある。

概要 J-SOXが導入されて2年を経過し、上場各社には相当のノウハウが蓄積されたはずである。しかし、対応コストの大幅な削減に成功した企業がある一方、あまり減ってない企業、また、対応が形式化してコストの高さだけが目立つ企業などもあり、早くもその成否に大きな差が生じているのが実情である。
本講演では、J-SOX対応の高コスト化をもたらす要因を明らかにし、J-SOXの短期的および中長期的視野からの効率化方法を紹介する。
2年間の制度対応の実態を踏まえたうえ、効率化の方法として、リスク評価、キーコントロール、運用評価の絞り込みや合理化等につき、事例を交えて具体的に解説を行う。また、内部監査の最適化などの課題の解決に向けた示唆や、国際財務報告基準(IFRSs)導入の影響などを含めた今後の展望にも言及する。
日米両国の制度対応における講師の豊富な実績に基づき、制度を遵守しつつ、企業価値向上への貢献とコスト削減の双方を企図する効率化策について、実務の実情に即して解説するものである。
セミナー詳細 1.内部統制を巡る現状と制度対応の勘どころ
   ~これまでの制度対応の実態を踏まえて
    ・制度対応の効率化に向けて
    ・初年度の結果分析
    ・状況確認
    ・効率化の全体像

2.内部統制の効率化方法
   ~事例やサンプル等を交えて具体的に解説
   (1)リスクを正しく評価する
     ・文書を制度対応仕様に絞り込む
     ・リスクを絞り込む
     ・不正リスク評価に取り組む
   (2)キーコントロールを大胆に絞り込む
     ・基本的考え方
     ・キーコントロールとは何か
     ・キーコントロールの識別
   (3)運用評価を戦略的に合理化する
     ・基本的考え方
     ・運用評価の合理化
     ・運用評価に関する個別論点

3.最新の課題と将来への示唆
   (1)将来的課題の解決に向けて
     ・内部監査業務を最適化する
     ・組織ガバナンスの改善に着手する
     ・制度対応の効率化に向けて
   (2)制度対応を超えて
     ・企業全体のリスク武装化
     ・IFRS導入の影響

4.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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