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企業再生の現状と公的金融機関、民間金融機関などの役割

多様な再生事例、成功要因などを交えて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-08-30(月) 13:30~16:30
講師 株式会社野村総合研究所
産業革新コンサルティング部 グループマネージャー
石上 圭太郎 氏

株式会社野村総合研究所
産業革新コンサルティング部 コンサルタント
大森 雄一郎 氏

【石上氏】
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。ハーバード大学行政大学院修了。公共政策修士。88年株式会社野村総合研究所入社。地域開発・都市開発分野のプロジェクトに関わる。 00年頃からPFI、公民連携、民営化等の案件に関わり、05年頃より企業再生・事業再生プロジェクトに従事。近年の寄稿として、「求められる地域密着・再生型M&Aプロデューサー」(『知的資産創造』2005年8月号)、「2010年の地方の財務運営」(『知的資産創造』2006年2月号)、「M&Aから見た産業の再編・最適化」(『知的資産創造』2007年8月号)、「中東における日本企業の事業機会を探る」(『NRI Management Review』2008年Vol.19)、「市場シェア構造から見た業界再編」(『NRI Management Review』2009年Vol.22)、「公民連携(PPP)による地域経済成長モデル」(『知的資産創造』2009年8月号)など。

【大森氏】
京都大学法学部卒業。07年株式会社野村総合研究所入社、08年度より産業革新コンサルティング部所属。金融機関案件中心に、企業再生、中計策定、企業価値評価等のプロジェクトに参画。近年の寄稿として、「地域経済活性化に求められるサービサー業界のビジネスモデル転換および業界再編」(野村総合研究所機関紙「知的資産創造」09年5月号)など。

概要 企業再生は、いくつかの変遷を経て発展してきた。当初は単純な財務リストラのみで再生するケースもあったが、最近では案件の難易度が上昇し、再生手法も複雑化している。
様々な企業への再生支援を行ってきた講師らの経験からも、財務のリストラのみならず、大幅な損益改善を求められるケースが急速に増えており、こうしたケースでは、業界動向を踏まえた精度の高い売上予測を行い、身の丈にあった経営にまずは構造を転換していくことが最も重要な成功要因の一つであると考えられる。
さらに最近では、地域経済全体が縮小するため個社単位での再生には限界があるケースも発生している。このような場合、地域産業の再構築まで見据えた再生のグランドデザインを描くことが求められ、金融機関に対しても目線の高さが求められる。こうしたケースでは、民間だけではリスクを抱えきれない場合も散見され、公的金融機関が民間を補完する役割として、業界視点でのリスクの見極め及びリスクの負担が期待されるところである。
本講演では、企業再生の現状及び企業再生において政府系金融機関ほか公的機関、民間金融機関に求められる役割について、企業再生実務に携わる講師らの立場から豊富な事例を元に説明し、理論的枠組とケースに基づく実践的な手法の展開に対する理解を図る。特に企業再生の変遷、再生グランドデザインの考え方、実務上の留意点、再生の成功要因、公的金融機関の民間の機能補完の必要性等について、具体的に提示する中で、今後の実務への大きなイメージ喚起に資することを目的とするものである。
セミナー詳細 1.企業再生のトレンドの変遷

2.企業再生事例と成功要因
   ~製造業、サービス業など複数業種における取組み事例や実務上のポイントなど
  (1) 企業再生事例
  (2) 再生実務の要諦

3.地域産業再構築
  (1) 近年の動向:個社単位での再生の限界
  (2) 業界再編を絡めた再生事例(業種事例)

4.公的金融機関、民間金融機関などへの示唆及び求められる役割
  (1) 再生において必要となる機能
  (2) 公的金融機関に求められる役割と実施上の課題(ジレンマ)

5.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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