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水ビジネスの現状と展望

最新の取組みの実情や具体例を踏まえ、機関投資家の視点なども交えて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-09-14(火) 13:30~16:30
講師 株式会社エンビズテック
代表
服部 聡之 氏

86年横浜国立大学大学院工学研究科化学工学専攻修士課程修了。ペンシルバニア大学ウォートン経営学修士(MBA)取得。日本鋼管(現 JFE)、日本総合研究所、NTTデータ経営研究所を経て、04年~09年までの6年間、ヴェオリア・ウォーター・ジャパンに勤務。その間、事業開発本部長、営業本部副本部長等を務め、事業戦略、M&A、上下水道事業経営分析・提案活動などに従事。現在は、ソーワコンサルタントにおいて途上国の開発支援に従事する傍ら、エンビズテック(http://www.envbiztech.com)代表として、環境ビジネス戦略コンサルティング、政策提言、著述活動なども行う。著書に『水ビジネスの現状と展望―水メジャーの戦略・日本としての課題』(丸善、10年)、『リサイクルの知識』(共著、日本経済新聞社、97年)がある。

概要 人口増と都市化により深刻な水不足が懸念されている途上国における水インフラ整備と運営民営化は、日本の成長戦略における最重要テーマとして位置付けられている。
自民党政権下で始まった「チーム水日本」としての海外水ビジネス展開に関する検討は、本年から国土交通省、厚生労働省、経済産業省など関係省庁や自治体、民間企業による「海外水インフラPPP協議会」として、国を挙げた取組みに発展している。
アジアを始め途上国の水インフラ整備および運営民営化はこれからの市場であり、大きな成長が見込まれているが、現実には水メジャーと言われる英仏企業が市場を席巻しており、最近ではシンガポールや韓国などの新興勢力も急成長している。
日本国内の上下水道の民間委託はどこまで進んでいるのか、日本産業界は世界市場にどこまで食い込めるのか、世界市場において水メジャーの席巻はいつまで続くのか。
本講演では、水メジャーの雄、ヴェオリア・ウォーター・ジャパンの前営業本部長である講師の立場から、先進諸国の上下水道制度の解説、日本の上下水道事業の課題、水メジャーといわれる企業の概要、事業戦略などを紹介する。また、新規水ビジネスが期待できる国・地域と、成長の可能性を秘めた企業をとりあげて紹介する。さらに、海外における水ビジネスの成功例・失敗例を取り上げて分析し、日本の水道産業が海外水ビジネスを展開するうえでの課題を整理する。
セミナー詳細 1.世界の水問題に対する取組み動向
    (1)官民連携(PPP)の歴史
    (2)水資源管理に関する国際動向
    (3)世界の水ビジネス市場規模

2.日本の上下水道事業の現状と課題
    (1)世界の水需要と先進国の制度・事業の現状分析
    (2)日本の水需要と日本の制度・事業の現状分析
    (3)日本の上下水道事業の課題

3.水メジャーのグローバル水ビジネス戦略
    (1)フランス(ヴェオリア・ウォーター、スエズ等)
    (2)イギリス(テムズ・ウォーター、ユナイテッドユーティリティ等)
    (3)その他

4.官民連携による海外水ビジネス展開における課題
    (1)成功事例と失敗事例分析
    (2)海外事業展開の課題と留意点

5.成長が見込まれる市場と期待される企業
   ~ウォーター・ファンド組入銘柄など

6.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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