過去のセミナー

OLD SEMINARS
金融セミナーのセミナーインフォ > 過去のセミナー > 保険検査マニュアルの改定(案)と統合的リスク管理態勢の構築

保険検査マニュアルの改定(案)と統合的リスク管理態勢の構築

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2011-03-07(月) 13:30~16:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
ディレクター(元金融庁検査局総括検査官)
堀 兼三 氏

ディレクター
平木 英一 氏

【堀氏】
大蔵省銀行局、金融庁等にて、監督、検査事務を担当後、2008年にトーマツ入社。大蔵省北海道財務局検査課長として、地域金融機関(協同組織金融機関を含む)の検査、銀行局総務課課長補佐(金融市場室)として、トレーディング業務への時価会計の導入、金融監督庁保険監督課保険計理官として損害保険商品の審査、金融庁検査局では統括検査官兼副監理官として保険会社、その他主要行の検査など、幅広く金融行政事務を担当。トーマツ入社後は、保険会社等に対するレギュラトリーに関するコンサルティング業務に携わる。

【平木氏】
大手損害保険会社にて各種損害保険商品の開発・収益管理を担当した後、生命保険子会社の設立等に従事。その後、保険持株会社にて海外保険子会社の経営管理やERM体制およびMCEV体制の構築に携わる。トーマツ入社後は、IFRS導入全般の支援や、ソルベンシーⅡに関わる支援 等のコンサルティング業務に携わる。 日本アクチュアリー会正会員、ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA、米国モンタナ州公認会計士、CFA協会認定証券アナリスト

セミナー詳細 「保険検査マニュアル改定(案)」が公表された。この改定案では、保険会社の経営上のリスクを総合的に管理する「統合的リスク管理態勢」についての検査基準が強化される他、取締役の経営責任の明確化等も盛り込まれている。本講演では、他の金融機関との対比等も踏まえて、今回の改定の概要についてその背景や狙いも含めて解説するとともに、求められる「統合的リスク管理態勢」について、日本の銀行の実務や欧州で議論されているソルベンシーⅡと比較しながら考察する。

講義詳細
1.保険検査マニュアル改定の背景と概要
(1)保険会社を取り巻く内外の環境変化
(2)最近の金融機関・保険会社に対する金融庁の政策
(3)保険会社に対する金融庁の監督・検査の動向
(4)金融庁における保険検査マニュアルの位置づけ
(5)保険検査マニュアル改定案の概要
(6)同改定案の狙い
(7)預金等受入金融機関向け検査マニュアルとの対比
(8)今後の保険検査の方向性
(9)保険会社への期待

2.求められる統合的リスク管理態勢
(1)統合的リスク管理の概念
(2)銀行におけるリスク管理との対比
(3)戦略目標、経営計画、資本計画
(4)リスクの特定と評価・計測手法
(5)バック・テスティングとストレス・テスト
(6)資産・負債の総合的な管理
(7)自己資本等の充実に関する施策と充実度の評価
(8)モニタリングとコントロール
(9)ソルベンシーⅡ内部モデルとの対比
(10)監査プログラムの準備

3.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
カテゴリ
関連キーワード
お問い合わせ先 株式会社セミナーインフォ
TEL : 03-3239-6544   E-mail : seminar-operation@seminar-info.jp
お問い合わせフォーム
申込規約・全額返金保証の規約
※ 印刷用ページもご用意しております。本ページの内容を印刷される際にご利用ください。
PDF

該当データはありません。