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銀行の事業革新

~国内外事例を踏まえたROE向上策~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-07-07(水) 13:30~16:30
講師 アクセンチュア株式会社
金融サービス本部 銀行グループ担当 
エグゼクティブ・パートナー
市岡 修 氏

金融サービス本部 銀行業担当 
マネジャー
和田 智 氏

【市岡氏】
銀行を中心とした多数の金融機関や商社(リスク管理部門)等において、経営戦略立案、システム戦略立案、業務改革(財務、コールセンター改革、営業店・事務センター、等)及び、システム導入(要件定義~実装、ユーザーサポート、第三者評価等)の様々なプロジェクトをリードした経験を有する また、住友銀行(現三井住友銀行)に勤務し、国内外の営業店、事務企画、システム企画・開発、国際業務等に従事

【和田氏】
銀行を中心とした金融機関において、経営戦略立案、業務改革施策の立案と実行支援(財務、マーケティング、営業、事務、等)、大規模システム導入支援(業務要件定義や投資対効果の精査、等)、および業務のオフショア化を含むビジネスプロセスアウトソーシングの検討支援、等の様々なプロジェクトに参画した経験を有する

セミナー詳細 銀行業界では、金融危機によるダメージからの回復が、いまだに重要かつ困難な取組として指摘されている。
そのような厳しい経営環境下、2011年末にはバーゼルⅡの完全実施が、2012年末にはリスク管理強化を主眼とした諸規制の実施が予定されている。かかる動きに対して銀行は、質/量ともに資本の充実を図りつつある。
本稿では、金融危機の影響から脱し切れていない中、資本の量的充実(増資)の先に求められる調達資本の効率的運用策、即ちROE向上に有効と思われる諸施策について、「収益基盤の確立」と「コスト構造改革」の両面から、弊社が実施したグローバル規模の調査分析結果や国内外の事例を交えつつ、紹介する。
「収益基盤の確立」では、既存ビジネスの強化による収益力向上施策は勿論、大手行を中心とした邦銀が中長期的な持続的成長を考えると避けては通れないであろうグローバル展開、および今後の成長が期待される新興国で成功するビジネスモデル、オペレーティングモデルの要諦を考察する。当該モデルは日本に逆輸入される可能性もあるので、大手行以外の邦銀各行においても対応の検討が必要であると考える。
「コスト構造改革」では、業務コスト、ITコストを低減させるための個別改革施策は勿論、ソーシング(外部化)による抜本的な改革を実現するための“具体的で実践的な方法”を、事例を活用しながら提示する。

講義詳細
1.邦銀を取り巻く環境
 (1)グローバル銀行の動向
 (2)邦銀の収益環境
 (3)邦銀のポジショニング
 (4)不況期の過ごし方が成長を左右する

2.アクセンチュアのグローバル銀行業界調査、“Banking in 2012”から
 (1)“Banking in 2012”調査の概要
 (2)“Banking in 2012”調査結果要旨

3.強固な収益基盤を確立し増収を実現するために行うべきこと
 (1)収益向上を実現する検討アプローチと事例紹介
  ①効果的な顧客管理
  ②価格設定の最適化
  ③(既存ビジネスの延長ではない)非有機的な成長
 (2)グローバル化の必要性
 (3)ビジネス/オペレーティングモデルの再構築
 (4)新規プレイヤーのマーケット参入

4.増収を増益につなげるための、実践的なコスト構造改革の方法
 (1)コスト削減 vs コスト構造改革の違い
 (2)コスト構造改革のビジネスドライバー
 (3)コスト構造改革施策の検討アプローチと事例紹介
  ①BPRによるコスト構造改革
  ②IT領域によるコスト構造改革
  ③ソーシング(外部化)によるコスト構造改革

5.質 疑 応 答  

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