【リバイバル配信/EXECUTIVE SYMPOSIUM】保険募集における現状の課題と業務品質向上に向けた実務上の留意事項
配信期間
2024-07-01(月)13:00 ~ 2024-10-01(火)13:00
参加費 
1名につき35,400円(資料代・消費税を含む)
受講形式
リバイバル配信(オンライン受講)
受付終了

【リバイバル配信】保険募集における現状の課題と
業務品質向上に向けた実務上の留意事項

2021年12月、生命保険業界において「業務品質評価基準」が取りまとめられました。この基準策定は、生保業界にとどまらず、お客様に商品・サービスを提供する全ての関係者にとっての福音となりうるものです。
この基準の4つの柱である、「顧客対応」、「アフターフォロー」、「個人情報保護」、「ガバナンス」に焦点をあて、今回それぞれの分野で活躍される専門家が一堂に集まり、それぞれの立場からご解説いただきます。

本セミナーでは、4人の専門家からは当該評価基準やクリア要件の解説ではなく、4分野における示唆に富んだトピックおよび取組事例、今後の展望等についてご講演いただきます。
合わせて、顕著な取り組みをされている保険会社様にもご登壇いただき、事例紹介として発表いただきます。

※本セミナーは2024/6/28(金)に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。

プログラム

【第一部】企業文化に基づく、これからのアフターフォロー

  • 株式会社エスカリエ町田 代表取締役 徳沢 清児
講師略歴
経歴:生命保険会社(本社)を経て、デロイトトーマツコンサルティングにジョイン。2017年より現職。この間、ライフプランナー制度および販売手数料体系の構築。業界に先駆けニードセールス手法を教育および募集現場へ展開。大手損保社に対する生保子会社立ち上げ支援プロジェクトを経験。改正保険業法対応では、業界の取り纏めに従事。金融庁および銀行・保険会社などの金融機関をはじめ多くの企業向け研修を実施しながら、長年にわたり「業務品質」、特に「募集品質」の高度化に取り組む。代理店担当社員時代は、現場中心主義を貫き、同行指導訪問回数(年間平均300軒以上を達成)、売上、生産性、代理店開拓数等の記録を塗り替え、年間優秀賞、年間MVP賞等、数々の賞を受賞。近年では、「顧客満足度向上」についての業界著名人との対談や、連載企画「第1回 代理店業務品質評価制度に対する考察」(保険毎日新聞社)を執筆。ファイナンシャルプランナーとして「Bigファミリー奮闘記」更新中。コンプライアンスオフィサー。
概要
第一部セッションでは、「アフターフォロー」をテーマにし、真に顧客本位を実践するためのヒント(募集時のみならず様々な顧客接点にちりばめられているもの)を取り上げ、解説を加えてまいります。キーワードは「終わりを念頭に置いて始める」ことです。
講演詳細
  1. お客様の声を「きく」こと
  2. アフターフォローに結ばれる『企業文化醸成』の支援例
  3. これからのアフターフォロー

【第二部】実効性が求められる個人情報管理態勢のポイント

  • デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社 金融サービス シニアマネジャー 田宮 秀樹
講師略歴
経歴:政府系金融機関勤務後、大手監査法人を経て監査法人トーマツ入社。
金融機関のリスク管理高度化に対するアドバイス及び内部監査支援を実施。事務リスク管理は、大手保険会社、大手クレジットカード会社、地方銀行等に態勢構築支援を経験。
資格:公認内部監査人 、公認情報システム監査人 、システム監査技術者、公認情報セキュリティマネージャー 、内部統制評価指導士
書籍:「個人情報保護法改正が外部委託先管理に与える影響」(Financial Regulation 2014 冬号) 「リスク管理は新領域へ」(金融財政事情 2018年9月) 「非財務リスク管理の実務第4章サードパーティリスク」(きんざい)
概要
業務品質基準では個人情報保護に係る態勢整備・業務運営が求められています。個人情報保護は既に整備済みであると考えられますが、その運用については、リスクが軽減されていないケースも散見されます。第二部セッションでは、保険代理店に関連する事故事例や必要な管理態勢について解説します。
講演詳細
  1. 個人情報管理の態勢整備
    (1)セキュリティ教育
    (2)点検の観点
  2. システム面の課題と態勢整備
    (1)サイバー事故はなぜ起こるのか
    (2)侵入調査の必要性

【第三部】企業価値の向上に貢献する「顧客対応」のあり方

  • のぞみ総合法律事務所 パートナー弁護士/MBA(経営修士)、CIA(公認内部監査人)、CFE(公認不正検査士) 吉田 桂公
講師略歴
経歴:1998年3月東大寺学園高校卒業。2002年11月司法試験合格。2003年3月東京大学法学部卒業。2003年4月司法研修所入所。2004年10月のぞみ総合法律事務所入所。2006年4月~2007年3月日本銀行決済機構局、2007年4月~2009年3月金融庁検査局に出向。2009年4月のぞみ総合法律事務所復帰。2023年3月中央大学ビジネススクール卒業(優秀論文賞・南甲倶楽部賞 受賞)。
主要取扱業務は、金融レギュレーション対応(保険業法、銀行法、金融商品取引法等)、企業の内部監査支援、企業のコンプライアンス態勢構築支援、訴訟・金融ADR対応、調査委員会活動等。保険会社(生保、損保)、保険代理店、保険仲立人、銀行等のコンプライアンス態勢(内部規程、組織体制等)の構築支援等を多数手がける。
著書等として、「保険代理店の内部監査事例」(金融財政事情研究会)、「JSA-S 1003 保険代理店サービス品質管理態勢の指針 解説」(日本規格協会)ほか多数。
保険会社・保険代理店・保険仲立人・銀行等の社内研修も多数担当しており、金融庁での研修実績も有する(検査官向けに、改正保険業法について解説)。
概要
業務品質評価基準の「顧客対応」の各項目は、企業価値の毀損防止(保険業法違反・監督指針違反の防止)の観点で捉えられがちですが、“顧客本位”の視点も交えると、企業価値の向上に貢献するものとして捉え直すことができます。第三部セッションでは、「顧客対応」の各項目を保険代理店の収益向上や募集人のモチベーションの向上にどのように活かすかについて、解説します。
講演詳細
  1. 企業価値の向上に貢献する「意向把握」と「比較・推奨」
  2. 顧客対応履歴の戦略的活用
  3. 「顧客対応」の実践の文化的定着

【第四部】募集人の労務管理から見た課題とガバナンス向上に向けたポイント

  • 社会保険労務士法人ミライガ 代表社員 特定社会保険労務士 藤井 恵介
講師略歴
経歴:京都大学卒業後、民間企業にて経営企画部や人事部を経験。
2005年に独立し、社会保険労務士事務所を開業。
ホワイト企業を目指す企業を支援し、民間企業での経験と豊富な知識をベースとしたアイデア満載のアドバイスは多数の経営者から好評を得ている。保険業界の知見も深く、多くの保険会社や保険代理店の顧問社労士として活動している。
「総務・経理実務パーフェクトガイド」(中央経済社)、「働き方改革関連法の対応ポイント」(清文社小冊子)等著書多数。
概要
人材不足の時代に企業として継続して発展するためには募集人個人の業務品質向上が不可欠です。第四部セッションでは、多くの募集人を適切に管理し、個人の能力やモチベーションを維持できる仕組み作り、考え方についてお伝えします。
講演詳細
  1. 従業員定着のためにできること
  2. 顧客本位につながる報酬や評価のあり方
  3. これからの企業に求められる考え方

【第五部】メットライフ生命の業務品質向上に向けた取り組み事例

  • メットライフ生命保険株式会社 執行役員 セールスコンプライアンスリスク管理担当 兼 特別営業調査担当 生稲 隆
講師略歴
経歴:上智大学理工学部卒業後、第一生命保険相互会社(現第一生命生命保険株式会社)に入社し、支社営業を含む営業業務を経験。その後、本社にて運用企画部、貯蓄投信事業室長等歴任し、資産運用、商品開発、銀行窓販戦略立案業務等に従事。第一生命退社後はハートフォード生命保険等を経て、2014年メットライフ生命保険株式会社に入社、AVPリタイアメント商品開発マネジメントグループ長として外貨一時払商品の商品開発、営業戦略立案の責任者として従事、2019年に現コンプライアンスリスク管理部門に異動し、現職。
概要
保険募集について、足元の環境下で課題と品質向上に向けて留意事項や具体的取組について、ご紹介します。
講演詳細
  1. 足元の販売環境も加味した募集管理
  2. Forward lookingマインドの未然防止

【第六部】“幸福”な成長を追求するアフラックの挑戦

  • アフラック生命保険株式会社 執行役員(2024年4月現在、デジタルによる保険契約管理業務の再構築プロジェクトおよびAI・データアナリティクス部を担当) 高橋 直子
講師略歴
経歴:1996年、大学卒業後にアフラックに新卒入社。営業支社の配属となり、代理店営業を経験する。1999年、資産運用の部門のバックオフィスへ移動し、投資会計業務を経験した後、リスク管理部門へ移動し領域を経験し、資産運用領域のリスク管理業務を経験する。2016年にIT部門へ移動、IT部門の人事・企画を担当、その後、2018年にデジタルイノベーション推進部にてデジタルとデータによるビジネス変革を推進。2022年よりデジタルによる保険契約管理業務の再構築プロジェクトの担当役員、2023年より加えてAI・データアナリティクス部も担当している。
概要
アフラックは、「がんに苦しむ人々を経済的苦難から救いたい」という想いのもと、日本初のがん保険と共に創業し、本年50周年を迎えます。
保険領域にとらわれず、デジタルの活用や様々なステークホルダーとの協業によって、「経済価値の追求」と「社会的課題の解決」の両立を実現し、生活者の“幸福”な成長に貢献してまいります。
その一例として、保険業界における生成AIを活用した新たな挑戦や、自治体等との共創をご紹介します。
講演詳細
  1. 自己紹介および会社紹介
    (1)自己紹介
    (2)当社のご紹介
    (3)アフラック流のCSV経営
  2. アフラックがDXにより実現したいこと
  3. “幸福”な成長とアフラックのDX
    (1)経済価値の追求
    (2)社会的課題の解決
  4. 最後に

開催概要

タイトル
【リバイバル配信/EXECUTIVE SYMPOSIUM】
保険募集における現状の課題と業務品質向上に向けた実務上の留意事項
配信期間
2024-07-01(月)13:00 ~ 2024-10-01(火)13:00
受講形式
オンライン受講
受講費
1名につき35,400円(資料代・消費税を含む)
推奨対象
保険会社をはじめとする、金融機関のコンプライアンス部門・リスク管理部門、内部監査部門、営業部門、経営企画部門の実務担当者ならびに経営者・管理者クラスの方々。また、金融ソリューションを手掛ける事業会社や、保険募集・品質管理に関わる業務に従事する担当者の方々。
主催
株式会社セミナーインフォ
補足事項
■総講義時間:約4時間20分
■視聴案内:お申し込み後3営業日以内に「視聴に関するご案内・視聴URL」をお送りします。
■支払期限:お申し込みから1か月以内にお支払いをお願いいたします。

※業種・業務内容等により参加をご遠慮いただく場合がございます。また、個人申込の方は金融機関にご所属の方に限り受付可能です。
※配信画面の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。
※アプリからID・Passを入力してのご視聴はいただけません。アクセス制限がある場合は、個人所有の端末等でご視聴をお願いします。
※ご使用PC、ネットワークにかかるセキュリティ制限がある場合、事前に社内ご担当部署等にご確認をお願いします。
※講師との名刺交換は承っておりません。
※講師へのご質問は、ご送付する資料に記載の講師連絡先へ直接ご連絡ください。

【受講証明書発行可能】
社内申請やCPE単位、CPD単位等申請のため「受講証明書」が必要な方は受講後に発行が可能です。申し込みフォーム連絡事項欄へ発行希望の旨をご記載ください。(※CPE単位、CPD単位等申請にご利用の際は、申請条件についてご自身で事前確認をお願いします。弊社で単位取得を保証するものではございません。)
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  • 配信期限:10/1(火)13:00
  • 1名につき35,400円
    (資料代・消費税を含む)
受付終了