農業ビジネスに取り組む金融機関の戦略 急展開する有望市場の新事業機会 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2009-02-03(火) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 。建設省、通産省の委員会委員 歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
低価格至上の農産物・加工品は、中国などを中心に安全性が問われる事態を招いた。安全性を求めて国内回帰・地産地消の流れを加速化し、後継者不足・休耕地の急増・規制緩和などで揺らいでいた体制を揺さぶり、新たな農業ビジネスの展開をもたらしている。農業とバイオが融合する農業バイオという技術革新による巨大市場も予測されている。この状況に直面して、従来の金融機関の取り組みとは大きく異なる戦略も展開できる。しかも、農業ビジネスの広い事業領域が注目され、銀行・証券・信託・投資銀行・保険の専門知識・ノウハウも活用できる。このため、都市銀行・地方銀行・証券・信託銀行などでも戦略対応が遅れていたが、新事業機会として挑戦し始めている。その取り組みの現状と今後の影響について予測し、対策の参考とする内容である。 講義詳細 1.農業ビジネス注目の背景と理由 (1)低価格追求の落とし穴 (2)農政の不在 (3)欠けていた事業化視点 2.農業ビジネスの広い事業領域 (1)農業生産 (2)付随する資材と機材 (3)流通加工 (4)販売 (5)農業バイオ (6)支援事業 3.農業への新規参入加速化 (1)相次ぐ農業生産法人設立 (2)中小企業から大手企業へのシフト 4.金融機関も動く (1)大手都市銀行 (2)地方銀行 (3)信託銀行 (4)べンチャーキャピタル (5)アセットマネジメント (6)JAバンクや農協の死角を突く 5.今後の動向予測(1)銀行 (1)大手都市銀行の今後 (2)地方銀行の今後 (3)信託銀行の今後 (4)成功要件とリスク 6.今後の動向予測(2)証券・べンチャーキャピタル・アセットマネジメント (1)べンチャーキャピタルの今後 (2)証券と投資銀行の今後 (3)アセットマネジメントの今後 (4)成功条件とリスク 7.今後の動向予測(3)保険会社 (1)切り口と今後 (2)成功要件とリスク 8.今後の注目業種の動向 総合商社など (1)海外での成功モデル (2)国内での適用予測 (3)金融機関への影響 9.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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