天候デリバティブの実際 ~実務の立場から~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2000-06-15(木) 13:30~16:30 |
講師 |
三井海上火災保険 ファイナンシャルテクノロジー部 課長代理 前田 史朗 氏 主任 林 克亘 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
1997年に米国エネルギー業界で始まった天候デリバティブ取引は、1999年6月三井海上によって本邦初の取引が行なわれ、日本でも新聞やTVに取り上げられるようになった。 アメリカではHDD(Heating Degree Days)、CDD(Cooling Degree Days)の指標を中心に、既に想定元本で40億ドル以上の天候デリバティブ取引が行われている。このように天候デリバティブ取引が、拡大の一途をたどっている事実は、ひとえに天候リスクにさらされている会社が如何に多いかを物語っていることに他ならない。このセミナーでは、日本で初めて天候デリバティブ取引を行った三井海上のスタッフが、企業にとっての天候リスクの特定から財務諸表に与える影響分析、そして具体的なリスクヘッジ手法としての天候デリバティブの商品設計までの一連の流れを解説する。 講義詳細 1.企業業績変動と天候デリバティブ (1)天候デリバティブとは (2)天候デリバティブの効果と利用目的 (3)天候リスクの特徴 (4)対象となる気象現象 (5)利用が見込まれる業種 2.天候デリバティブの設計の流れ (1)取引の背景 (2)天候リスク有無の判別 (3)取引条件(例) (4)資金授受(例) (5)会計処理・開示義務 (6)契約書類 3.天候デリバティブのプライシング (1)プライシング全体の流れ (2)基本的アプローチの方法 (3)条件設定 (4)気象予測モデルの構築 (5)プライシングの実際 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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