金融庁の政策転換が与えるインパクト ~潜在リスクが業界を揺さぶる~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2008-10-01(水) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 。建設省、通産省の委員会委員 歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
不良債権処理の完了を見据えて、金融庁の政策は大きく転換させた。それが、「べター・レギュレーション」である。金融規制の質的向上は、従来にない影響を金融機関の及ぼすことになる。一方、べター・レギュレーションには、欠けている視点がある。それが、消費者の相談・苦情を情報源とする消費者庁(創設予定)である。金融庁の政策転換と消費者庁の動きが、『隠れリスク』を顕在化させ、大きな影響を及ぼすと予測される。海外の事例も参考にしながら、その影響について大胆に予測し、今後の対策の参考とする内容である。 講義詳細 1.べター・レギュレーションの位置付け (1)金融・資本市場競争力強化プラン (2)べター・レギュレーション 2.べター・レギュレーションの概要 (1)4つの柱 (2)大きな震源地となる14プリンシプル (3)リスク・フォーカスの影響 3.異なる情報源を基盤とする消費者庁の創設 (1)創設へのスケジュール (2)新情報源 (3)勧告と執行の程度 (4)広い範囲にわたる影響 4.海外の参考事例と隠れリスク (1)イギリス (2)アメリカ (3)韓国 (4)隠れリスクの種類 5.今後のインパクト予測(1)…銀行 (1) 経営の質の見直し (2)隠れリスク (3)インパクト(再編成も含む) 6.今後のインパクト予測(2)…保険 (1)ビジネスモデルの見直し (2)隠れリスク (3)インパクト(再編成も含む) 7.今後のインパクト予測(3)…証券 (1)業界慣行の見直し (2)ビジネスモデルの再検討 (3)隠れリスク (4)インパクト(再編成も含む) 8.今後のインパクト予測(4)クレジットカード・消費者金融 (1)収益構造の改革 (2)営業体制の見直し (3)隠れリスク (4)インパクト(再編成も含む) 9.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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