DIC企業年金基金の分散投資戦略 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2012-06-22(金) 13:30~16:30 |
講師 |
DIC企業年金基金 運用執行理事 近藤 英男 氏 早稲田大学を卒業後、日本長期信用銀行に入社 銀行勘定での外国債券、米国株式運用に係わるポートフォリオ・マネジャーを経験後、ニューヨークでバンクローンのシンジケート業務を担当 帰国後、アジア資本市場での業務を担当 1999年日本長期信用銀行を退職し、DIC(旧 大日本インキ化学工業)に入社 入社後、DIC厚生年金基金の運用管理部長に就任、2003年運用執行理事に就任 2004年年金制度を変更し、DIC企業年金基金となる 05年企業年金連絡協議会の常任幹事に就任 同時に、傘下にある資産運用研究会の委員長に就任 現在に至る |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
概要 | 過去9年を振り返ると、「リスクの高いポートフォリオはリターンも高くなる」という関係は崩れて、「リスクを抑えたポートフォリオはリターンも高くなる」という関係に変わってきている。2008年に起こった世界的な金融危機の結果、先進国の短期金利はゼロ近辺に留まり、米国、英国、ドイツにおける長期金利は、日本に遅れること15年が経って、2%を下回る水準にまで低下した。株式の期待リターンは低下しているが、ボラティリティは高い状況が現れる。このような市場環境の下で、これから分散投資をどう展開するか。2008年に学んだ教訓をもとに、どのように分散投資戦略を再構築していくか、考えてみたい。2011年には、2008年のようなテール・イベントは起こらなかったが、2008年と2011年の市場環境とパフォーマンスとを比較し、分散投資戦略の検証も行いたい。 |
詳細 |
1.資産運用戦略の概観 (1)DIC企業年金基金の概要 (2)過去9年間のリスク・リターン・プロファイル (3)2008年の金融危機から学んだレッスン (4)2008年と2011年の比較(市場環境とパフォーマンス) (5)リスク要因の考察と資産運用戦略 2.資産運用戦略の各論 (1)ケース・スタディー(カルパース) (2)ケース・スタディー(ハイビスタ・スタラテジー) (3)ケース・スタディー(DIC企業年金基金) (4)株式ポートフォリオ戦略 (5)債券ポートフォリオ戦略 3.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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