金融機関の店舗戦略 ~販売から運用実績へ~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2008-02-27(水) 13:30~16:30 |
講師 |
経営企画研究所 代表 丹羽 哲夫 氏 1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 。建設省、通産省の委員会委員 歴任。著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる本」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数。専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新。 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
2007年12月の保険銀行窓口販売解禁で製販分離が完成し、金融商品・サービスのコモディティ化が加速していきます。さらに、10月に民営化したゆうちょ銀行と日本郵政グループとのフルライン競争も近未来に実現します。この競争は、個店=地域=全国で起こります。競争の成否を握るのは、個店の強さです。必然的に、都市銀行・地方銀行・信託銀行・信用金庫・郵便局・インターネット銀行でも店舗戦略の再構築が進行しています。この動向は、証券・保険・資産運用の各金融業態の戦略に大きく影響を与えます。最新の店舗戦略とその課題を、新規参入組との比較で検証していきます。 講義内容 1.コモディティ化 (1)製販分離の完成 (2)金融商品取引法の施行 (3)日本郵政の民営化 (4)金融商品・サービスのコモディティ化(日用商品化) 2.顧客ニーズの変化 (1)マインドを冷やした公的年金制度の破綻 (2)富裕層も資産目減りの恐れ (3)金融機関ブランドの低下 (4)金融商品ブランドの台頭 (5)店舖のロイヤリティ重視 3.既存金融機関の店舗戦略 (1)立地 (2)機能特化 (3)機能複合 (4)軽量小型店舗 (5)組織変更 4.既存金融機関の店舗戦略の展望 (1)機能特化店 (2)機能複合店 (3)インストアブランチ 5.既存金融機関の店舗がもつ弱み (1)店舖運営の発想 (2)立地 (3)ポテンシャル評価と活用 (4)顧客層解明と課題解決力 6.新規参入組の店舗戦略 (1)イオン銀行 (2)セブン銀行 (3)SBIグループ 7.運用実績が決め手 (1)商品・サービス格差の拡大 (2)商品・サービスの目利き (3)相談員への信頼と運用実績 8.個店の競争力を高める組織・支援システムの整備 (1)会社の製造部門と販売部門 (2)店舖の裁量範囲 (3)ターゲット・マーケティング (4)相談員の育成・強化 9.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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