国際会計基準審議会の「保険契約に係わる予備的見解」 ~ディスカッションペーパーについて~ |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2007-12-17(月) 13:30~16:30 |
講師 |
あらた監査法人 FSインダストリー・アシュアランス部 ディレクター チーフ・アクチュアリー 吉田 英幸 氏 1976年3月東京大学理学部数学科卒業 79年6月米国ノースイースタン大学大学院保険数理学修士課程卒業 76年4月明治生命保険相互会社入社、主計部主計課長等を経て平成11年2月退職(国際業務部所属中に海外赴任5年:米国ボストン、カリフォルニア他在住) 99年3月プライスウォーターハウスコンサルタント(株)入社 ディレクター 2000年8月PwC FAS(株)入社 マネージングディレクター 02年7月中央青山監査法人入所 金融部 アクチュアリーサービス ディレクター 06年9月あらた監査法人入所 ディレクター 社団法人日本アクチュアリー会理事 国際コンサルティングアクチュアリー協会(International Association of Consulting Actuaries ; IACA) 副会長 東京大学理学部数学科非常勤講師 JICPA 保険IFRS研究会委員 |
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
国際会計基準審議会(IASB)は保険契約の国際会計基準「IFRS4」を平成16年3月31日に発行しているが、これは暫定基準であり、現行の各国実務を一定の条件の下に認める等、会計実務の許容範囲が広いものとなっている。平成16年から引き続きフェ-ズ2の検討を進め、平成19年5月3日にIASBの予備的見解(ディスカッションペーパー; DP)を公表した。DPには21項目の質問を用意しコメントを求めているが、コメントの締切りは11月16日とされている。本セミナーでは、DPの概要を説明するとともに、主要な論点について数理的視点から検討する。 講義詳細 1.DPにおける負債の公正価値評価に関する論点 (1)現在出口価値 - 3つのビルディング・ブロックとは (2)将来キャッシュ・フローの現在見積もり (3)割引率 - Time Value(貨幣の時間価値)の計算 (4)リスク・マージンの計測 (5)将来保険料の考察 - 解約オプションを有する保険契約者行動の評価 (6)契約者配当にかかる権利の評価 - 推定的債務の取り扱い (7)保険契約の会計単位 (8)アンバンドリング - 負債および保険料の会計処理 (9)保険者の信用特性 (10)保険契約の公正価値 (11)ユニバーサル・ライフ(UL)および特別勘定契約 (12)その他の論点 2.リスク・マージンの計算のアプローチについて 参考1.(FAS157号・IAS39号・保険DPの論点別比較) 参考2.(USGAAP・IFRS(保険DP)・日本基準の論点別比較) 3.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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