三菱信託銀行におけるマスタートラストへの取組み |
受講区分 | 会場 |
---|---|
開催日時 | 2000-02-15(火) 13:30~16:30 |
講師 |
三菱信託銀行 年金信託部 グループマネージャー 慶野 淳 氏
|
開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
我が国の金融経済環境が厳しさを増す中で、年金基金の資産運用は運用効率の向上と受託者責任の遂行を指向した運営管理手法の高度化・多様化が進められているが、それに伴い受託機関における資産管理サービスについても受託スキームの変革、サービスの高度化・効率化が強く求められてきている。近年米国のマスタートラスト制度が大きく紹介され、平成11年3月には厚生省から日本の現行法制下で運用資産を一つの資産管理機関に統合するためのスキーム案が提示され現在検討が進められているなど、資産管理サービスは大きな変革期を迎えようとしている。このような状況の中で、三菱信託銀行では平成11年2月から検討チームを組成してマスタートラスト事業計画の策定を行い、平成11年秋から本格取組方針のもと具体的な商品開発を開始した。今回のセミナーでは、一般的なマスタートラスト制度の解説にとどまらず、三菱信託銀行が我が国の年金基金の資産管理ニーズおよび受託機関のサービス提供力の実状をどのように認識し、米国マスタートラストの直輸入ではない日本版マスタートラストサービスについて、どのような機能を、どのようなサービスレベルとタイミングで提供しようとしているのか、またそのための業務体制をどのように構築しようとしているのかについて紹介する。 講義詳細 1.日本版マスタートラストサービスで目指すもの (1)マスタートラストサービスとは (2)マスタートラストニーズの背景と今後の見通し (3)信託銀行に求められるマスタートラストサービス機能 (4)三菱信託銀行のマスタートラストサービスの考え 2.統合サービススキームの類型 (1)情報統合と資産統合 (2)情報統合実現への課題 (3)資産統合実現への課題 3.三菱信託銀行のマスタートラストサービススケジュール (1)オンライン情報提供サービス (2)付加価値サービス (3)サービスの高度化と効率化のための管理インフラの強化 4.日本生命他との共同事業について 5.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
株式会社セミナーインフォ セミナー運営事務局 TEL : 03-3239-6544 FAX : 03-3239-6545 E-mail : customer@seminar-info.jp |