日本の金融機関におけるリタイアメントビジネス |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2006-03-31(金) 13:30~16:30 |
講師 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー エンゲージメント・マネジャー 横山 淳 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
先進国における人口の高齢化・退職者人口の増加という長期的な環境変化が今後金融機関のビジネスモデルに大きなインパクトもたらすことが見込まれています。既に米国の個人向け金融ビジネスでは、ベビーブーマー世代が高齢化し、リタイアメント市場が急拡大する中、退職者のキャッシュフローやリスクマネジメントをより総合的に支援する商品やチャネルの開発、強化が求められています。実際、この方向に複数の有力金融機関が改革を進めています。日本の金融業界においても、リタイアメント市場の重要性は、米国以上に認識されてきました。ただし、今までの切り口は退職金の取り込みが主であり、不測の事態による生活費の不足といった、退職者固有のリスクに注目した取り組みは未だ十分とは言えません。公的年金への高まる不安もあいまって、今後日本でも、退職者のキャッシュフロー、及びリスクマネジメントを総合的にサポートする商品、デリバリーチャネル、セールスアプローチが求められるようになるでしょう。こうした観点からいち早く、業態を超えてビジネスの改革に取り組み、優れた事業モデルを構築した金融機関こそが、リタイアメント市場の勝者たり得ると思われます。このような認識のもと、金融機関にとっての日本のリタイアメント市場戦略の方向性を見定めることを目的に、日本のリタイアメント市場に関する調査・分析の結果、さらに新しい事業機会に関する考えを共有させて頂きます。 講義詳細 1.なぜ、今「リタイアメント」なのか ~ 環境の変化と収益機会 ~ (1)「リタイアメント人口」の増加 (2)「リタイアメント風景」の変化 (3)金融機関にとっての事業機会の広がり 2.「リタイアメント」ビジネス成功への鍵 ~ 米国市場からの学び ~ (1)日米「リタイアメント」環境比較 (2)米国「リタイアメント」ビジネスからの学び 3.日本における「リタイアメント」ビジネス ~ 変革への視点 ~ (1)新しい「リタイアメント」市場の捉え方 (2)「リタイアメント」市場におけるビジネスモデル構築の要諦 4.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
お問合わせ |
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