敵対的企業買収戦の実際

受講区分 会場
開催日時 2006-03-02(木) 13:30~16:30
講師 三井法律事務所
パートナー
大塚 和成 弁護士

1993年3月早稲田大学法学部卒業。99年4月弁護士登録(第二東京弁護士会)。2002年10月東京商工会議所企業行動規範特別委員会 幹事。2005年3月三井法律事務所パートナー。同年4月一橋大学大学院国際企業戦略課非常勤講師(ガバナンスとコンプライアンス)。専門は会社法。敵対的企業買収における買収者側の代理人を務める一方で、買収防衛策の策定を行うなど、M&Aの実務に経験が深い。

詳細 敵対的買収防衛策に対する実務の関心も非常に高いものとなっている。しかし、巷間に見られる弁護士事務所が開発したポイズン・ピル等は、えてして実際の経験に基づいたものでないため、理論先行の使い難いものになっているとの批判が絶えない。そこで、本講義では、実際にライブドア対ニッポン放送事件と夢真ホールディングス対日本技術開発事件という唯ふたつ司法闘争にまで発展した敵対的買収戦を戦った弁護士を招いて、現実の買収戦がどのように展開をし、防衛側にたった場合にかかる経験からどのような助言をしているのかについて講義して頂くことにする。

講義詳細
1.ライブドア対ニッポン放送事件
(1)買収戦の現実
(2)決定文の読み方
(3)何を学ぶか

2.夢真ホールディングス対日本技術開発事件
(1)買収戦の現実
(2)決定文の読み方
(3)何を学ぶか

3.敵対的企業買収戦における突破のテクニック 
(1)どのような会社が狙われやすいか
(2)リーガルリスクとマーケットリスクの検討

4.敵対的企業買収における防御のテクニック
(1)現在の議論の状況
(2)防衛策の本質
(3)具体的検討

5.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい
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