<緊急開催>金融機関の内部監査高度化に関する懇談会「報告書(2025)」の解説

~再定義・明確化された段階別評価の解説と報告書を踏まえた内部監査部門の対応事項の例示~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2025-08-06(水) 13:30~15:00
講師 PwC Japan有限責任監査法人
シニアマネージャー
小林 康宏 氏

経歴:PwCJapan有限責任監査法人において、15年以上金融業に特化し、金融機関の内部統制の保証業務や財務諸表監査の他、SOX導入支援業務や内部監査のアドバイザリー業務に従事している。2018年より2年間、金融庁総合政策局に金融証券検査官として出向し、 大手金融機関や地域金融機関の内部監査の実態調査、海外G-SIFIsの内部監査部門その他内部監査の有識者から最新事例の収集し、「金融機関における内部監査の高度化の現状と課題(以下「現状と課題」という)」の2段階から4段階の内容について執筆する他、地方銀行のオンサイト検査に参加し、内部監査の他、1線及び2線、監査等委員会、取締役会を含めたガバナンス全般を担当。ガバナンスのみならず、営業店に対するヒアリング結果に基づいた経営理念や経営戦略の浸透に関する改善提案を実施。帰任後は、金融庁の経験を活かし、メガバンク、大手の銀行、証券会社、保険会社および地域金融機関の外部評価や内部監査高度化に従事。また「「金融機関の内部監査の高度化」に向けたプログレスレポート(中間報告)」、「金融機関の内部監査の高度化に向けたモニタリングレポート(2024)」、「金融機関の内部監査高度化に関する懇談会「報告書(2025)」(以下「懇談会報告書」という)」の作成において有識者として関与。
資格:公認会計士
書籍:「金融機関の規制対応と内部監査」(共著):中央経済社

開催地 カンファレンスルーム(九段プラザビル2階)
概要 【本セミナーで得られること】
・レポートの内容の正確な理解
・金融庁の内部監査高度化に対する考え方・問題意識
・レポートを踏まえた内部監査部門の対応例

【推奨対象】
金融機関における内部監査従事者

【概要】
2019年に金融庁が「現状と課題」を公表してから金融機関における内部監査高度化が加速しています。そうした中、「現状と課題」に記載された「段階別評価」の誤った解釈により、金融庁の期待する高度化と異なった対応をしている金融機関が見られるとの問題意識から、金融庁主催の「金融機関の内部監査高度化に関する懇談会」が開催されました。その結果を取り纏めた「懇談会報告書」が2025年6月20日に公表されました。
本セミナーでは、レポートの内容の正確な理解、金融庁の内部監査高度化に対する考え方・問題意識の理解、レポートを踏まえ内部監査部門がどう対応すべきか解説します。
詳細 1.段階別評価の再定義・明確化の背景(金融庁の問題意識)

2.各段階の再定義・明確化
(1)第一段階(Ver.1.0)
(2)第二段階(Ver.2.0)
(3)第三段階(Ver.3.0)
(4)第四段階(Ver.4.0)

3.目指すべき段階の設定

4.内部監査高度化に向けた金融庁の期待
(1)経営陣の支援
(2)内部監査部門への要求事項

5.小規模金融機関の高度化対応の方向性

6.レポートを踏まえた内部監査部門の対応事項

7.質疑応答
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