<最終対応>保険会社の経済価値ベース規制の導入における実務対応ポイント

受講区分 会場
オンライン
開催日時 2025-07-09(水) 9:30~12:30
講師 キャピタスコンサルティング株式会社
代表取締役
森本 祐司 氏

経歴:東京海上火災保険にてALM、リスク管理等の業務に従事。1998年には日本銀行金融研究所において金融工学関連の研究を行う。その後複数の外資系投資銀行を経て、2007年1月にキャピタスコンサルティングを設立。保険会社や銀行のリスク管理に関するアドバイス業務に長年従事。東京大学大学院経済学研究科非常勤講師、東京科学大学理学院数学コース非常勤講師、日本保険・年金リスク学会(JARIP)副会長、東京リスクマネジャー懇談会(TRMA)前共同代表
資格:日本アクチュアリー会準会員、日本証券アナリスト協会検定会員
書籍:「経済価値ベースの保険ERMの本質」「ゼロから分かる金融リスク管理」「【全体最適】の保険ALM」など

開催地 カンファレンスルーム(九段プラザビル2階)
概要 【本セミナーで得られること】
・経済価値ベース保険規制に関する知識と理解
・経済価値ベースを活用する上での実務対応上の論点やポイント

【推奨対象】
保険会社、共済のリスク管理、企画、商品、運用、監査部門の責任者・実務担当ならびに経済価値ベースソルベンシー規制に関心のある方

【概要】
いよいよ、2026年3月末から経済価値ベースのソルベンシー規制が導入されます。各社ではそれに向けていろいろと準備を進めていると思います。
この規制が保険会社にとって有用であるものとするためには、「3つの柱」すべてが正しく機能することが重要です。そのためにも「第1の柱」の内容や、計算上の細かい部分に振り回されることなく、経済価値ベースの本質を正しく理解するということが、規制側にも保険会社側にも、そして外部関係者にも求められます。
本セミナーでは、今回の新たな規制導入の意義を考えるとともに、それがなぜ有用なのかということについて改めて考えます。そのうえで、保険会社が目指すべき経済価値経営の在り方、さらには実務対応上の論点等について解説いたします。
(なお、保険経済価値の理解のためには、本来は保険負債経済価値評価を理解する必要がありますが、本セミナーではそこはごく簡単に扱うものとし、詳細については、10月開催予定の理論編セミナーで詳しくカバーする予定です)

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▼10月開催 同講師対象セミナー▼
<a href="https://www.seminar-info.jp/entry/seminars/view/1/6583">「保険負債の経済価値評価と金利リスク管理の習熟」</a>
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詳細 1.経済価値ベース規制のポイント再確認
(1)規制導入までの検討経緯
(2)経済価値ベース規制の概要
(3)経済価値ベース規制の論点について

2.経済価値ベースの意義と有用性
(1)「経済価値」とは何か
(2)保険会社における経済価値管理の有用性
(3)現行の実務や会計等との対比

3.保険会社の目指すべき経済価値経営とは
(1)経済価値ベースのRAFの構築とその活用
(2)規制上のESRと内部管理上のESR
(3)経済価値カルチャーの醸成

4.経済価値ベースを実務で活用する上での論点
(1)「ロックイン」思考からの脱却
(2)会計との折り合いをどうつけるか
(3)「第1の柱」に偏り過ぎないために

5.質疑応答
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