保険会社及び保険代理店における改正保険業法に向けておさえるべき最新の実務対応ポイント

~体制整備に向けた実務的な留意点も踏まえた解説~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2025-08-06(水) 9:30~12:30
講師 森・濱田松本法律事務所外国法共同事業
パートナー
篠原 孝典 氏

経歴:2000年 東京大学法学部卒業。アフラック生命保険会社勤務(2000~2006年)。2009年弁護士登録。金融庁に二度の出向(総務企画局企画課調査室、総合政策局リスク分析総括課金融サービス仲介業室)。保険業法・銀行法・金融商品取引法その他の金融規制への対応業務やM&A業務等を取り扱う。
資格:損害保険仲立人
書籍:『実務解説 金融サービス仲介業100問』(商事法務、2022年)、『コンプライアンスのための金融取引ルールブック [2024年版]』ほか。

開催地 カンファレンスルーム(九段プラザビル2階)
概要 【本セミナーで得られること】
・改正される保険業法に関する基礎的な知識と理解
・改正法において求められる体制整備等に関する実務対応

【推奨対象】
・保険会社の法務コンプライアンス部門や代理店管理部門の責任者及び実務担当者
・保険代理店(生保・損保)の経営陣、管理部門の責任者及び実務担当者

【概要】
保険金不正請求事案と保険料調整行為事案を契機として設置された有識者会議及び金融審議会のワーキング・グループでの議論を経て、2025年3月7日に保険業法の一部を改正する法律案が国会に提出されました。
政省令や監督指針の改正も継続して検討されており、今後の動向にも注視が必要ですが、保険会社や保険代理店においては、公布後1年以内の施行日までの限られた時間で、有識者会議及びワーキング・グループの報告書の内容等も踏まえ、募集方法や体制の見直し等が必要となります。
本セミナーでは、保険会社での法律改正対応や金融庁での監督行政実務に従事した経験を有する弁護士が、法改正や損害保険協会のガイドライン等の改正の全体像を概観したうえで、募集方法や体制の見直しを進める際の実務上の留意点を解説いたします。
※今後の改正の動向により、内容が変更となる可能性がございます。セミナー当日は、開催日時点での最新情報に基づいて解説いたします。
詳細 1.改正保険業法の概要

2.特定大規模乗合保険募集人に対する体制整備義務強化への対応
(1)法令等遵守責任者・統括責任者
(2)兼業代理店における兼業業務の監視体制
(3)内部監査体制・苦情管理態勢・内部通報体制

3.募集方法の見直し(ハ方式の廃止)への対応

4.企業内代理店
(1)特定契約比率規制の撤廃
(2)特定契約比率規制の適用除外

5.その他(自己点検等)

6.質疑応答
※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。
※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。
※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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