金融業界を取り巻くAIを活用したウェルスマネジメントビジネスの最新動向と今後の改革 ~米国金融機関から学ぶ7つのステップ~ |
受講区分 |
会場 オンライン |
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開催日時 | 2025-03-04(火) 13:30~16:00 |
講師 |
PwCコンサルティング合同会社 Strategy& パートナー 堤 俊也 氏
【堤 俊也 氏】 |
開催地 | カンファレンスルーム(九段プラザビル2階) |
概要 | 【本セミナーで得られること】 ・米国および日本のウェルスマネジメント市場の変遷及び先行き動向 ・銀行・証券・生保業界における国内ウェルスマネジメント市場のビジネスチャンス ・米金融機関のウェルスマネジメント事業における生成AI活用の実態やインパクト ・生成AI導入をきっかけとしたウェルスマネジメント事業の変革の重要性と具体的なステップ ・ウェルスマネジメント事業を成長軌道に乗せるための戦略 【推奨対象】 リテール向け金融機関(プライベートバンク、銀行、証券会社、生命保険会社)の営業部門の責任者・担当者、営業企画や経営企画の責任者・担当者、デジタル推進部(DX戦略室など)の責任者・担当者 【概要】 幅広い産業で普及し始めた生成AI。発祥地である米国では、金融機関がウェルスマネジメント領域で活用する事例が広がっています。単なる業務代替策としてではありません。生成AI導入をテコに、事業や組織のあり方まで見直す変革につなげているのです。すでに米金融機関の間では生成AI活用の成熟度に差が生まれており、今後の業績を左右する大きな要素になりつつあります。 日本のウェルスマネジメント領域においても、今後同様の流れが進むと見込まれます。では、生成AI導入を事業や組織の変革にまでつなげるにはどうすればよいでしょうか。PwCコンサルティングが携わった米金融機関の事例から見えたのが、7つのステップです。 本セミナーでは、日米ウェルスマネジメント市場の動向を押さえつつ、AI時代におけるウェルスマネジメント事業のあり方、実現への道筋を解説します。 |
詳細 |
1.拡大する国内ウェルスマネジメント市場 金融リテールのラストフロンティアに (1)過去15年の金融緩和で資産1億円以上の世帯数および金融資産保有額が増加 (2)「個人投資家」「政策・規制」「経済・人口動態」など市場を取り巻く環境変化 (3)10年後の国内ウェルスマネジメント市場規模の予測と課題 (4)銀行・証券業界におけるウェルスマネジメント市場のビジネスチャンス 2.30年先をゆく米ウェルスマネジメント市場の変動 (1)過去30年における米ウェルスマネジメント市場の変化と発展。後を追う日本市場 (2)1990年代半ばから進んだ残高フィー型ビジネス。いまや収益の大黒柱に成長 (3)生成AI導入をテコにしたビジネス改革が米ウェルスマネジメント市場の新たな潮流に 3.ウェルスマネジメント事業における生成AI導入のインパクトと実態 (1)米国のウェルスマネジメント領域ではバリューチェーンの各所で生成AIが浸透 (2)米金融機関で生成AIが実現した業務量低減と収益拡大の規模 (3)業務代替策で終わらせず、事業・組織変革にまで踏み込めるかがカギ 4.生成AI導入を事業・組織変革につなげる7つのステップ (1)顧客層の明確化とオペレーティングモデルの構築を基にAI導入部を決定 (2)生成AI導入の対象とするべき業務の特定と優先順位をつけるための3軸 (3)データに関する発想の転換。保有しているデータを基準に対象業務を選定しない (4)スピード感ある開発体制。中央調整&インキュベーション型のススメ (5)生成AIに関するリスクは20種超。的確にコントロールできるガバナンス体制を構築 (6)1~3線が一体の総合的なプロジェクト体制。潰しあうのではなくリスクを事前共有 (7)生成AI活用を浸透させるチェンジマネジメントの要諦 5.改革着手への走り出し 優勝劣敗の分水嶺に (1)生成AI成熟度、米金融機関で広がる格差 (2)改革への速やかな着手、国内市場でも欠かせず 6.質疑応答 ※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。 ※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。 ※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。 |
お問合わせ |
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