内部監査における根本原因分析のグレードアップに向けた効果的・効率的なアプローチ

~監査現場で活用できる具体的事例・手法を徹底解説~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2025-12-19(金) 13:30~16:30
講師 株式会社電研
代表取締役(元 金融庁検査局統括検査官第6部門長)
武藤 制揮 氏

経歴:元金融庁検査局統括検査官第6部門長。主任検査官として外資系大手22社及びメガバンク海外4拠点の検査を含め、在庁12年間に銀行、証券、保険、信託、投信投資顧問、政府系等62社の検査に従事。その後、PwCの監査法人ディレクターとして在職6年間に大手金融機関36社の内部監査の外部品質評価、高度化支援に従事。2019年に株式会社電研を設立。外資系銀行の内部監査、保険会社のシステム監査やテーマ監査、証券会社の内部監査の外部品質評価、系統金融機関及び保険会社の高度化支援に従事して現在に至る。金融庁入庁前は、東京大学工学部を卒業後、総合商社で営業等を19年間、本邦主要銀行で市場業務を5年間担当。内部監査実務スキルアップの講師としては、セミナーインフォ、日本証券業協会、全国信用金庫協会、東京都信用金庫協会、南九州信用金庫協会、全国地方銀行協会、第二地方銀行協会、大手金融機関グループ、事業法人等において2014年から264回の講演を実施。
【著作】
「元金融庁主任検査官が解説する業務上の留意点」(Monthly信用金庫 2022年10月から長期連載中)
「金融機関の規制対応と内部監査」(共著)(中央経済社)

開催地 カンファレンスルーム(九段プラザビル2階)
概要 【本セミナーで得られること】
内部監査の最大の難関である根本原因分析スキルの向上

【推奨対象】
金融機関の内部監査部門およびコンプライアンス部門の責任者、管理者、実務担当者

【概要】
当局の公表資料からは、問題事象の根本原因の重視や、検証の深度に対する厳しい視線が明確に読み取れます。
こうした中、求められる根本原因分析は引き続き内部監査の最大の難関となっており、粘り強い取り組みにもかかわらず、暗礁に乗り上げ、監査現場の大きな悩みとなっている状況が見受けられます。
本セミナーでは、根本原因分析について、一般的な手法のみならず、監査現場の目線に立った3つのアプローチを紹介し、各アプローチの取組事例に基づくメリット・デメリットやライブラリの活用等、根本原因分析の効果的・効率的な手法をわかりやすく解説します。
詳細 1.根本原因分析の手法は監査現場でなぜ難航しているか
(1)なぜなぜ分析でどこまで到達できるか
(2)直接原因から根本原因への深掘りで直面する障壁
(3)因果関係を裏付けるために何が必要か

2.クライミングアプローチによる試行事例
(1)一般的手法の長所の活用
(2)直接原因の展開ライブラリの活用
(3)クライミングアプローチの強みと課題

3.バーズアイアプローチによる試行事例
(1)結果が強く求められた場合の手法
(2)根本原因ライブラリの活用
(3)バーズアイアプローチの強みと課題

4.ビハインドアプローチによる試行事例
(1)根本原因分析のコペルニクス的転回
(2)複眼的なアプローチ
(3)ビハインドアプローチの強みと課題

5.質疑応答
※セミナーの内容は最新動向を踏まえ変更となる可能性がございます。
※事前質問は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」、「お問い合わせフォーム」からご連絡ください。
※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。

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<span style="font-weight:bold"><a href="https://seminar-info.jp/course/2025_ia_skills/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">経営監査に向けた実務スキル向上シリーズ</a></span>
シリーズの各回開催スケジュール・セットラインナップは上記リンクからご確認ください。

※下記セミナーを用意しております。
・内部監査高度化の推進を支えるコミュニケーションスキルのグレードアップ
・経営監査及び信頼されるアドバイザーの実現と定着に向けた内部監査スキルのグレードアップ
・2025事務年度金融行政方針等の公表資料を踏まえたリスクベース監査のブラッシュアップ
・内部監査における根本原因分析のグレードアップに向けた効果的・効率的なアプローチ
・不祥事の未然防止・早期発見・改善提言に役立つ内部監査の問題発見力・不正リスク対応スキル向上
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