マルチチャネル時代 金融機関のマーケティング戦略 |
受講区分 | 会場 |
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開催日時 | 2005-08-24(水) 13:30~16:30 |
講師 |
オグルヴィ・ワン・ジャパン 代表取締役 オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン 代表取締役副社長 山本 恵三 氏
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開催地 | アルカディア市ヶ谷 (東京都千代田区九段北4-2-25) |
詳細 |
欧米でも新興の金融機関の躍進は伝統的大手金融機関の脅威となっている。前者はデジタル技術が可能にしたオンラインまたはダイレクトコミュニケーション等により、特定の金融商品/ブランドにフォーカスした低コストや高リターンを売り物にしている。さらにデータベーズを利用した複数のブランド商品へのクロスセルへと向かっている。彼らは差別化したマーケテイングやより正確なターゲットに対するコミュニケーション戦略により成長してきた。一方大手金融機関は、ワンストップ・ファイナンシャル・ショッピングや確立したブランドの信頼を手立てに対抗している。そして、この構図は日本でも起こりつつある。デジタル化がもたらしたマルチチャネル時代、消費者の購買プロセスは多様に変化している。こうした消費者行動の変化は企業のマーケテイング・コミュニケーション施策に反映されるべきである。マルチチャネル時代はあらゆる顧客セグメントに対してきめ細かいマーケテイング戦略が可能だが、果たしてそのノウハウとは。その企業、ブランドに適したコミュニケーションプランニングとは何か。 双方向のダイアログが企業と消費者との間で頻繁に行なわれ、コミュニケーションの効率と効果をほぼリアルタイムで測定できるデジタル時代、今までのマーケテイング・コミュニケーションでは取り残されてしまうのではないだろうか。世界最大のダイレクト・マーケティング・エージェンシーであるOgilvyOneが実際に手がけた欧米の新興金融機関の成功例を紹介し、競争激しい金融業界でいかに消費者との絆を深めるかを検証する。 講義詳細 1.デジタル時代のワン・ツー・ワン・マーケテイング 2.マルチチャネル化による激変する市場 3.メデイア中立のチャネルプランニングとカスタマージャーニー(購買プロセス) 4.マルチチャネル時代のコミュニケーションツールの役割 5.欧米の新興金融機関の成功例 (1)米国新興機関AMERITRADE社のOne to One マーケテイング (2)スペインのマーケットを席巻したダイレクト銀行、ING DIRECT 6.日本のある大手生保の変化、新TVコマーシャルによる反撃 7.質 疑 応 答 ※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい |
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