【リバイバル配信】金融機関のECL引当の導入における態勢整備・高度化のポイント

受講区分 オンライン
開催日時 2024-12-18(水) 13:00~13:00
講師 PwC Japan有限責任監査法人
大辻 竜太郎 氏
川瀬 圭 氏
村永 淳 氏

【大辻 竜太郎 氏】
銀行・証券アシュアランス部長 パートナー
経歴: 監査法人勤務を経て、2006年あらた監査法人(当時)入社。金融機関の監査及びアドバイザリー業務の責任者を多数担当。
資格:公認会計士

【川瀬 圭 氏】
財務報告アドバイザリー部 パートナー
経歴:2009年あらた監査法人(当時)入社。金融機関に対して、予想信用損失会計(IFRS9号)の導入、格付・自己査定、償却引当、信用リスク管理に関するサービスを提供。
資格:公認会計士
書籍:「金融機関のための予想信用損失会計」 「金融機関のためのIFRS金融商品会計入門」(いずれも共著)

【村永 淳 氏】
ガバナンス・リスク・コンプライアンス・アドバイザリー部 パートナー
経歴:日本銀行を経て、2007年PwCアドバイザリー入社、2011年にPwCあらた監査法人(当時)に入社。金融機関に対して、リスクアペタイトフレームワーク、資本・リスク管理、シナリオ分析、データマネジメントなどのアドバイザリーサービスを提供。
資格:日本証券アナリスト協会認定アナリスト
書籍:「金融機関のための予想信用損失会計」、「金融機関の規制対応と内部監査」(いずれも共著)

概要 ※本セミナーは2024/12/17に開催・収録したセミナーの<a href="https://seminar-info.jp/ondemand/">リバイバル配信</a>です。

【本セミナーで得られること】
・ECLに基づく新たな金融商品の減損基準開発の議論の状況
・海外金融機関におけるECL導入時やその後の対応状況
・上記を踏まえた、ECL導入に向けた態勢整備・高度化のポイント

【推奨対象】
金融機関の財務・経理部門、信用リスク管理部門、経営企画部門、内部監査部門の責任者・実務担当者

【概要】
企業会計基準委員会(ASBJ)において、予想信用損失(ECL)に基づく新たな金融商品の減損基準の開発にかかる検討が進められています。ゼロゼロ融資が終わり、インフレ率や金利が上昇傾向にあることから、企業の倒産件数は増加傾向にあります。海外金融機関の状況・事例も踏まえると、新基準の導入を契機に、適時適切な開示の実現に加え、途上与信管理、融資ポートフォリオ管理などの管理能力向上につなげるなど、態勢整備や高度化を進めることが有用です。
本セミナーでは、それらの状況を踏まえて実務上のポイントについて解説します。
詳細 1.銀行融資を取り巻く現状
(1)金融・経済環境
(2)コーポレートガバナンス強化
(3)サステナビリティへの取り組み

2.ECLに基づく金融資産の減損の概要
(1)ASBJにおける金融資産の減損の開発
(2)ステップ2にかかる議論の状況
(3)ステップ4にかかる議論の状況

3.欧米金融機関におけるECL導入
(1)ECL導入時の対応
(2)導入後の評価(レビュー等)
(3)気候変動リスク等への対応

4.ECL導入に伴う態勢整備
(1)態勢整備の主な流れ
(2)態勢整備における主要な論点
(3)ECLを統合した経営管理フレームワーク

5.まとめ / おさらい
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