【リバイバル配信】地方銀行の財務/非財務データを用いた実践的戦略論とRAF構築 |
受講区分 | オンライン |
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開催日時 | 2024-11-01(金) 13:00~13:00 |
講師 |
株式会社RAF研究所 代表 大山 剛 氏
経歴:1985年に日本銀行入行し当初はマクロ経済分析を担当。1994年~1997年には国際通貨基金の政策開発局に出向。その後調査統計局でマクロ経済分析の統括を行った後、考査局(現金融機構局)に移り、2000年代前半は主に日本の不良債権問題の分析等マクロプルーデンス分野を統括、2004年以降は大手金融機関考査・リスク管理高度化やバーゼルII規制の国内実施を主導すると同時に、バーゼル委員会傘下の多くの委員会メンバーとして国際的な議論をリードする。2008年に大手監査法人に移り、2010年からはパートナー及び自ら創設した「リスク管理戦略センター」のトップとして、日本やアジアの大手金融機関/グローバル企業に対するリスク管理/経営戦略高度化に係るコンサルティング業務を統括。2019年には、金融規制に係るコンサルティング業務に特化した米国コンサルティング企業の日本代表(プロモントリー・フィナンシャル・ジャパン)に就任。その後、2021年12月に株式会社 RAF研究所を設立し代表取締役に就く。 |
概要 | ※本セミナーは2024/10/31に開催・収録したセミナーのリバイバル配信です。 CPI上昇率が遂に安定的に2%を上回るようになり、日銀が17年振りに金融引き締めに動き始めるなど、金融機関経営を巡る外部環境は足許大きく変化しています。同時に、米国、欧州、そして日本でも政治の流れが大きく変わろうとしており、企業経営/リスク管理において決定的に重要な「公正」の概念も大きく変わる可能性が出てきました。こうしたなか、金融機関は主要ステークホルダーとの対話を通じて、いかなる方向に舵を切るべきなのか…。 本セミナーでは、現状金融機関が直面する外部環境(内外経済動向がこれが金利環境に与える影響、内外政治動向と金融規制への影響等)を整理しつつ、地方銀行の2023年度の財務/非財務データを用いながら、RAF(リスク・アペタイト・フレームワーク)から見えてくる経営の方向性と影響を解説します。 【本セミナーで得られること】 ・ 金融機関経営において現状考慮すべき外部環境事象に係る理解と向き合い方 ・ 地方銀行財務/非財務データを用いた経営姿勢(RA/リスクアペタイト)の見える化の考え方 ・ 金融機関における人的資本経営や気候関連金融リスク対応に係る比較分析 ・ 金融機関におけるRAF構築・運営(さらには、結果としてのステークホルダーの期待と向き合った経営戦略の遂行)の実務対応 【推奨対象】 金融機関や企業の経営企画部門、リスク管理部門、法務・コンプライアンス部門、内部監査部門の責任者・実務担当者 |
詳細 |
1.現状及び今後の外部環境整理とRA(リスクアペタイト)に与える影響 (1)現状及び今後の外部環境(マクロ経済、市場、政策、政治地政学、ミスコンダクト、規制)の整理 (2)今後の外部環境が金融機関RAに及ぼす影響 2.地域金融機関の経営パフォーマンス分析(2023年度) (1)経営パフォーマンス分析の考え方 (2)総合経営パフォーマンス結果概観 (3)財務安定性、収益効率性、成長性にみられる特徴 (4)組織安定性、社会性、経営独自性にみられる特徴 3.ストレステスト結果 (1)金利上昇のインパクト (2)景気悪化のインパクト 4.人的資本経営と気候関連金融リスク対応 (1)地域金融機関における人的資本経営の比較分析とその特徴 (2)地域金融機関における気候関連金融リスク対応に係る比較分析とその特徴 <2024/10/31開催時> ~参加業界~ 農協、システム会社、リース、都市銀行、その他銀行、生命保険、地方銀行 等 ~受講者の声~ ================================ RAFについて一番聞きたかったところをわかりやすくご解説いただき、理解が進みました。 一つ一つを丁寧に説明いただけたので、わかりやすかったです。非常に勉強になり大変満足しました。 ================================ |
お問合わせ |
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