【リバイバル配信】<バーゼルIII最終化までの集中解説> オペレーショナル・リスク管理の最新実務と新計測手法の適用にかかるポイント

受講区分 オンライン
開催日時 2024-11-13(水) 13:00~13:00
講師 EY新日本有限責任監査法人
アソシエートパートナー
神崎 有吾 氏
マネージャー
内田 則一 氏

【神崎 有吾 氏】
経歴:格付投資情報センター・金融工学研究所を経て、大手監査法人に入所。統合的リスク管理(ERM)や信用リスクのコンサルティングや会計監査に従事。2009年~2011年、金融庁監督局総務課バーゼルII推進室に出向し、バーゼルII(信用リスク、市場リスク、オペリスク)の業務に従事。2015年に新日本有限責任監査法人入所後は、統合的リスク管理(ERM)の整備・高度化支援、各リスクの計量化・モデル構築支援、内部監査サポート、国内外の規制遵守に係るアドバイザリーを提供。
論文:「邦銀18行のオペレーショナルリスク損失データの分布形状の共通性とそれを利用したオペレーショナルリスクの簡易な計算式について」(金融庁、共著)

【内田 則一 氏】
経歴:東証上場会社経理財務部門等を経て、2016年にEY新日本有限責任監査法人に入所。主として、国内外の金融機関、ファンドの会計監査に従事する一方、バーゼル規制等の金融規制、財務会計、非上場株式公正価値評価等のアドバイザリー業務にも従事。
資格:公認会計士、米国公認会計士、日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)
書籍:「VCファンド・VC投資の会計・評価実務Q&A」「アセットマネジメントの会計実務〈第2版〉」(中央経済社) 「会計税務便覧」(清文社)

概要 ※本セミナーは2024/11/12に開催・収録したセミナーの<a href="https://seminar-info.jp/ondemand/">リバイバル配信</a>です。

最終化されたバーゼルIIIでは、自己資本比率規制におけるオペレーショナル・リスクの算出方法が大きく改正されます。内部モデル手法を用いない国内基準行は2025年3月31日から適用されますので、現時点で未対応の金融機関においては、早急な対応が求められます。
本セミナーで紹介するオペレーショナル・リスク新手法について、内部損失乗数(ILM)を1とする簡便的な方法もあれば、内部で発生した損失を収集してILMを推計する高度な方法もあり、後者の場合には金融庁の承認が必要であるため、準備に時間をかけて臨む必要があります。あわせて、内部監査の対応等も必要となります。
本セミナーでは、当面ILMを1とする簡便的な方法を採用しつつ、将来的にはILMを推計する方法も想定している金融機関様向けに、オペレーショナル・リスク管理の基本から、バーゼル規制上必要となる対応方法のポイントをご説明いたします。

本セミナー受講にあたり、バーゼルの基礎を一から学びたい方や復習したい方向けにセット販売として、「【リバイバル配信】<人気講座>バーゼルIII最終化の全体像と実務対応ポイント」もお申し込み可能です。合わせてご検討ください。

【本セミナーで得られること】
・昨今のバーゼル規制に関する体系的な知識と理解
・バーゼルIII最終化におけるオペレーショナル・リスク計測手法算定のポイント
・バーゼルIII最終化における収集体制等のポイント
・バーゼルIII最終化における内部監査のポイント

【推奨対象】
金融機関のリスク管理部門、財務部門、内部監査部門等のバーゼル規制に関心のある方、初級~中級レベル
詳細 1.バーゼル規制の概要
(1)バーゼル規制の歴史(バーゼルI~バーゼルIII)
(2)自己資本比率の算定式の全体像
(3)自己資本比率の内部監査

2.オペレーショナル・リスクの基礎
(1)オペレーショナル・リスクの定義と考え方
(2)オペレーショナル・リスク管理の実務
(3)オペリスクデータの統計的な性質

3.バーゼルIII最終化におけるオペレーショナル・リスクの計測手法
(1)オペレ―ショナル・リスク相当額の算定方法
(2)事業規模要素(BIC)の算定方法
(3)内部損失乗数(ILM)の算定方法

4.内部損失データの収集体制等
(1)内部損失データの収集体制(ILM=1の場合)
(2)内部損失データの収集・検証体制(ILM自行推計の場合)

5.オペレーショナル・リスクにおける内部監査
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